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svcwatch add fileio コマンド -- ファイル I/O テストの追加

svcwatch add fileio コマンドは、指定されたホスト上の SRM にファイル I/O テストを追加します。

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

svcwatch [-h| -p| -v| -u| -n| -a| -A| -x| -X| -m| -t| -d| -f] -o add index descr fileio destination username password args interval samples timeout winsiz tos limit flags name class contextInfo logLevel

add コマンドは以下のパラメータを使用します。

オプション

このコマンドで使用できるオプションを指定します。

-h hostname | -h ipAddr

(オプション) SystemEDGE ホストを指定します。

デフォルト: localhost

-p port

(オプション) SystemEDGE SNMP ポートを指定します。

デフォルト: 161

-c community

(オプション) SNMP バージョン 1 および 2c の SNMP コミュニティ文字列を指定します。

デフォルト: public

-v snmpVersion

(オプション)SNMP バージョンを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

  • 1
  • 2c
  • 3

    デフォルト: 1

-u secName

(オプション)SNMPv3 セキュア ユーザの名前を指定します。

-u secLevel

(オプション)SNMPv3 のセキュリティ レベルを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

  • 1 - noAuthNoPriv
  • 2 - AuthNoPriv
  • 3 - AuthPriv
-n contextName

(オプション)MIBMuxed エージェントのインスタンス名を指定します。

-a authPassword

(オプション)SNMPv3 のセキュリティに AuthNoPriv または AuthPriv が選択された場合に必要な認証パスワードを識別します。

-A authProtocol

(オプション)認証プロトコルを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

  • MD5 - 認証プロトコル HMAC-MD5
  • SHA - 認証プロトコル HMAC-SHA

    デフォルト: MD5

-x privPassword

(オプション)SNMPv3 のセキュリティ レベルが 3 (AuthPriv)である場合のプライバシー(暗号化)パスワードを指定します。

-X encryptProtocol

(オプション)プライバシーに使用する暗号化プロトコルを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

  • DES - データ暗号化標準
  • AES - 128 ビットの暗号化キーを使用した高度暗号化標準(AES128)
  • 3DES - トリプル データ暗号化標準
-m FIPSmode

(オプション)FIPS モードを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

  • 0 - 非 FIPS
  • 1 - FIPS 共存
  • 2 - FIPS のみ

    デフォルト: 0

-t timeout

(オプション) SNMP コマンド タイムアウトを指定します。

デフォルト: 10 秒

-d logLevel

(オプション) SNMP メッセージのログ レベルを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

  • 0 - 致命的なメッセージを記録する
  • 1 - 重大なメッセージを記録する
  • 2 - 警告メッセージを記録する
  • 3 - 情報メッセージを記録する
  • 4 - すべてのメッセージを記録する
  • 5 - デバッグ メッセージを含むすべてのメッセージを記録する

    デフォルト: 0

-f logFile

(オプション)ログファイルの名前を指定します。

デフォルト: sysedge_utility.log

-L

(オプション)コンソールの現在のロケールと、利用可能な場合は言語カタログを検出します。 言語カタログが見つからない場合は、デフォルト言語の英語が使用されます。

-o add testparams

SRM に新しいテストを追加します。

testparams

新しいテストのパラメータを指定します。

index

svcRspTable インデックスを指定します。

descr

テストの説明を引用符で囲んで指定します。 引用符 "" だけの空の文字列は、説明を指定しません。

fileio

ファイル I/O サービス タイプを指定します。

destination

テストするリモート ファイルを指定します。

username

認証用のユーザ名を引用符で囲んで指定します。 引用符 "" だけの空の文字列は、ユーザ名を指定しません。

password

認証用のパスワードを引用符で囲んで指定します。 引用符 "" だけの空の文字列は、パスワードを指定しません。

args

サービス引数を指定します。 引数はそれぞれキーワードと値のペア(キー=値)にします。 複数の引数はアンパサンド(&)で連結して区切ります。 引数の文字列全体を引用符で囲みます。

引数用の一般的な構文: "key1=value1[&key2=value2& ...]"

op=r - ファイルを読み取ります。

op=w - ローカル参照ファイルの内容をリモート ファイル システムにあるテスト ファイルに書き込んでから、テスト ファイルを削除します。

op=rw - ローカル参照ファイルの内容をリモート ファイル システムにあるテスト ファイルに書き込み、テスト ファイルを読み取ってから、削除します。

op=cmp - あるファイルを読み取り、別のファイルを読み取った後に、それらの内容を比較します。

local=path - 書き込み、読み取り/書き込み、および比較の操作に使用するローカル パスおよびファイル名。

domain=domain - サーバにログインしているユーザのドメイン(Windows のみ)。

注: 各サービス タイプの特定の引数の詳細については、「テストのキーワード」を参照してください。

interval

テスト間隔を秒数で指定します。

制限: 30 秒の倍数

samples

間隔ごとのサンプルを指定します。

timeout

タイムアウトを秒数で指定します。

winsiz

統計ウィンドウ サイズを秒数で指定します。

tos

IP Type of Service または Differentiated Services Code を指定します。 通常のサービスには 0 (ゼロ)を使用します。 RFC 1349 も参照してください。

limit

このテストの合計レスポンス時間に対して許容されるパフォーマンスの限度(しきい値)を指定します。 この値はレポートで使用されます。

flags

以下のフラグを指定します。

0x001 = パフォーマンス キューブの収集

0x100 = 要求時にのみ実行(一度のみ実行)

name

サービス タイプごとに一意の名前を指定します。 引用符 "" 内の文字列を空にすると、テスト名は指定されません。

class

クラス名を指定します。 引用符 "" 内の文字列を空にすると、クラス名は指定されません。

contextInfo

コンテキスト情報を指定します。 引用符 "" 内の文字列を空にすると、コンテキスト情報は指定されません。

logLevel

テスト実行コードのログ レベルを指定します。 設定可能な値は以下のとおりです。

-2 = SRM グローバル ログ レベルを使用(デフォルト)

-1 = 記録しない

0 = 致命的なエラー(最も重要なメッセージのみ)

1 = 重大なエラー

...

7 = デバッグ 3 (すべてのメッセージを記録)

ファイル I/O テストの追加

svcwatch -h localhost -p 161 -c topsecret -o add 1360744 "FILEIO-TEST"
fileio "F:¥Test¥CompTest.bin" "" "" "op=cmp&local=C:¥sysedge¥bin¥saFileIOTest.bin"
30 1 10 120 0 0 0x100 "FILEIO-TEST" "" ""

関連項目

テストのキーワード