管理ガイド › リソースのプロビジョニング › NIM による IBM AIX プロビジョニング › MKSYSB ユーティリティの使用 › MKSYSB を使用して IBM AIX イメージをプロビジョニングする方法 › /tmp および /opt ファイル システムのサイズを増やします。

/tmp および /opt ファイル システムのサイズを増やします。

デフォルトのファイル システム サイズは、必ずしも IBM イメージ プロビジョニング用に十分な大きさがあるとは限りません。 /tmp または /opt ファイル システム内のスペースが不足していると、NIM クライアントへのエージェントの展開が失敗する場合があります。 選択されたデフォルト値が、インストールするエージェントに対して小さすぎる場合は、少なくとも 400 MB （/tmp の場合）および 700 MB （/opt の場合）に増やしてください。 ファイル システムのサイズを増やす NIM スクリプトがない場合は、ca_post_install.sh スクリプトの chfs コマンドのコメントを外します。 chfs コマンドを使用すると、NIM クライアントのイメージングの後にこのスクリプトを NIM スクリプト リソースとして使用することにより、NIM アダプタがファイル システム サイズを増やすことができます。

注： これらの行は、スクリプトでまだ使用されていない場合にのみ有効にしてください。

次の手順に従ってください：

1. install_path/imaging/etc ディレクトリに移動し、ca_post_install.sh スクリプト ファイルを開きます。
2. 先頭の # 文字を削除することによりスクリプト内の両方の chfs コマンドのコメントを外します。

   コメントされた行は以下の例のように表示されます。

   #chfs -a size=$OPTFSSIZE /opt
   

   コメントを外された行は以下の例のように表示されます。

   chfs -a size=$OPTFSSIZE /opt
   

   注： オプションで、OPTFSSIZE 変数と TMPFSSIZE 変数をデフォルトより大きい値に変更してください。 デフォルトより小さい値には設定しないでください。

3. ファイルを保存して、終了します。