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履歴制御テーブルの列

以下のリストでは、履歴制御テーブルの列について説明します。

empireHistoryCtrlIndex

テーブル内のエントリを一意に識別する整数(1 ~ MAXINT)を指定します。

empireHistoryCtrlDescr

このエントリによって定義されたデータ収集機能について説明します。

empirehistoryCtrlInterval

エージェントが MIB 変数をサンプリングする間隔(秒単位)を示す整数値を指定します。

注:間隔は、30 秒の倍数にする必要があります。

empireHistoryCtrlObjID

サンプリングする MIB 変数の完全なオブジェクト インスタンス識別子を指定します。

注:オブジェクト識別子のインスタンス部分(たとえば、スカラの場合は .0)を含める必要があります。 オブジェクト インスタンスが存在している必要があり、Systems Management Empire MIB に含まれている必要があります。

たとえば、MIB-II、Host Resources MIB、または Systems Management Empire MIB 内のサポートされる(整数ベースの)オブジェクトはすべて有効です。 オブジェクトは、カウンタ、ゲージ、整数、または列挙整数などの整数タイプにする必要があります。

empireHistoryCtrlObjType

エージェントがサンプリングしている MIB 変数の ASN1/SNMP タイプを指定します。

empireHistoryCtrlBucketsReq

履歴テーブルに保存する別個のサンプルのリクエストされた数を指定します。 利用可能なリソースに応じて、エージェントは、empireHistoryBucketsGrant 列をできるだけこの値に近い値に設定します。

empireHistoryCtrlBucketsGrant

このエントリにより定義されるデータ収集機能の履歴テーブルにエージェントが保存する別個のサンプルの実数を指定します。 エージェントは、サンプルの最新の BucketsGrant 数を保持します。

empireHistoryCtrlLastCall

sysUptime に基づいて、このエントリの代わりにサンプルが取得された最後の時刻を指定します。

empireHistoryCtrlCreateTime

sysUptime に基づいて、この履歴サンプリング機能が作成された時刻を指定します。

empireHistoryCtrlStatus

エントリのステータスを定義します。以下のいずれかになります。

これらの値は、SNMPv2 の SMI RowStatus テキスト表記法で定義されます。

ステータスを destroy(6) に設定すると、エージェントはこのエントリの履歴サンプリングを中止し、履歴テーブル内のこの行および対応するデータ サンプル行の両方を削除します。

empireHistoryCtrlFlags

ビット フィールドを表します。 1 つ以上のビットを設定すると、このエントリの動作が変わります。

000 000 80 - エントリは AIM プラグイン(読み取り専用)によって作成されます。

000 001 00 - パフォーマンス キューブ データを収集します。

注:履歴制御テーブルの詳細については、エージェントのインストールにある mib サブディレクトリの仕様 empire.asn1 と、「Systems Management Empire MIB」の章を参照してください。