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emphistory ディレクティブ -- 履歴制御テーブルへのエントリの追加

emphistory ディレクティブでは、履歴制御テーブルにエントリを追加できます。 sysedge.cf ファイルで履歴制御テーブル内の列を表す、このディレクティブとその引数を使用して、履歴サンプリング用に収集する MIB オブジェクトを定義します。

履歴制御テーブルにエントリを追加するには、以下のように sysedge.cf ファイルで emphistory ディレクトリを使用します。

emphistory index interval objid buckets 'description' flags
index

エージェントがエントリを作成する行番号を指定します。

interval

エージェントがオブジェクトの値をサンプリングする間隔(秒単位)を指定します。 間隔は、30 秒の倍数にする必要があります。

objid

値をサンプリングするエージェントの MIB の内のオブジェクト インスタンスを指定します。 ドットで区切った完全な 10 進数値(たとえば、1.3.6.1.2.1.25.1.5.0 など)またはシンボリック MIB 名(たとえば、hrSystemNumUsers.0 など)を使用して、OID を指定できます。 どちらの場合も、オブジェクト インスタンスを指定する必要があります。これは、通常表形式以外の MIB 変数の場合はゼロです。

buckets

エージェントが内部で格納するバケット(すなわちサンプル)の数を指定します。 エージェントは、サンプルの最後のバケット番号を格納します。 エージェントが新しいサンプルを取得するたびに、最も古いサンプルが削除されます。

'description'

このエントリの説明フィールドを示す、引用符付きの文字列(0 ~ 128 文字の長さ)を指定します。

empireHistoryCtrlFlags

ビット フィールドを表します。 1 つ以上のビットを設定すると、このエントリの動作が変わります。

000 000 80 - エントリは AIM プラグイン(読み取り専用)によって作成されます。

000 001 00 - パフォーマンス キューブ データを収集します。

flags

ビット フィールドを表します。 1 つ以上のビットを設定すると、このエントリの動作が変わります。

000 000 80 - エントリは AIM プラグイン(読み取り専用)によって作成されます。

000 001 00 - パフォーマンス キューブ データを収集します。