各共有プロセッサ プールには、関連付けられた最大容量があります。 最大プール容量は、共有プロセッサ プール内のパーティションのセットが利用できるプロセッサ容量の上限を定義します。 最大プール容量は、共有プロセッサ プールの割り当てプール容量以上である必要があります。
システム管理者は、共有プロセッサ プールの上限のない LPAR に対するプロセッサ容量を予約できます。 予約プール容量は、共有プロセッサ プール内で上限のないすべての論理パーティション用に予約されたプロセッサ ユニットの数です。
プロセッサ プールのパーティションでその割り当て容量を使用しないものがある場合は、同じプール内のその他の上限のない LPAR には、LPAR の重み付けに応じて追加の容量が割り当てられます。
共有プロセッサ プールの割り当てプール容量は、プロセッサ プールのパーティション グループが使用できる保証プロセッサ容量を定義します。 割り当てプール容量は、共有プロセッサ プール内のパーティションの割り当て容量と予約プール容量の合計です。 パーティションの割り当て容量は、使用率に関する統計およびモニタリングの基準となります。 割り当て容量をすべて消費するパーティションでは、100 パーセントの使用率がレポートされます。 仮想プロセッサの構成に応じて、上限のないパーティションでは、共有プロセッサ プールから未使用の処理能力を消費することができます。その場合、100 パーセント以上の使用率がレポートされます。
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