sendtrap ユーティリティは、現在のノードからネットワーク上の任意のノードに SNMP トラップ PDU を送信します。 デフォルトでは、SNMP トラップ PDU は指定されたホスト上の SNMP トラップ ポート(UDP/162)に送信されます。 sendtrap ユーティリティは、SNMPv1、SNMPv2c、および SNMPv3 UDP トラップを送信できます。
このユーティリティは以下の形式になっています。
sendtrap
[-f from_addr | from_host]
[-h dest_addr | dest_host]
[-i] [-r retries]
[-p port]
[-c community]
[-v 1 | 2c | 3]
[-u secName]
[-s secLevel]
[-n contextName]
[-a authPassword] [-A MD5 | SHA]
[ -x privPassword] [-X DES | AES | 3DES]
[-m FIPS_mode]
[-t timeout]
[-d logLevel]
[enterprise-oid] [trap-type] [subtype] [data-oid] [oid-type] [oid-value]
SNMP トラップ PDU 内のソース アドレスを変更します。 デフォルト値は sendtrap を実行しているホストの IP アドレスです。
トラップの送信先ホスト名または IP アドレスを指定します。
通知リクエスト(INFORM REQUEST)を送信して確認応答を待ちます。 これらは、確認済みトラップとも呼ばれます。 -v(トラップ バージョン)引数が 2c(SNMPv2c)または 3(SNMPv3)である場合のみ、-i を指定します。
確認されるまで通知リクエストを配信する再試行回数を指定します。
エージェントが実行されている UDP ポート(たとえば 1691)を指定します。
デフォルト: 161
エージェントが使用するコミュニティ文字列を指定します。 SNMPv1 および SNMPv2c の場合のみ有効です。
注: snmpset に使用する読み取り/書き込みコミュニティ文字列を指定します。
デフォルト: public
エージェントが実行している SNMP のバージョン。 SNMPv1 の場合は 1 を、SNMPv2c の場合は 2c を、SNMPv3 の場合は 3 をそれぞれ指定します。
デフォルト: 1
SNMPv3 セキュリティに使用される User-based Security Model (USM)のユーザ名を指定します。
デフォルト: なし
以下に示した SNMPv3 通信用セキュリティ レベルのいずれかを指定します。
3 - AuthPriv (SNMPv3 のみ)
MIBMuxed エージェントのインスタンス名を指定します。
デフォルト: なし
エージェントが secLevel 2(AuthNoPriv)または 3(AuthPriv)の SNMPv3 に設定されている場合に、認証パスワードを指定します。
注: SNMPv3 通信では、このオプションの指定は不要です。
デフォルト: なし
エージェントが secLevel 2 (AuthNoPriv)または 3 (AuthPriv)の SNMPv3 に設定されている場合に使用する認証プロトコルを指定します。 現在、MD5 (Message Digest Algorithm)および SHA (Secure Hash Algorithm)のみを使用できます。
デフォルト: MD5
エージェントが secLevel 3(AuthPriv)の SNMPv3 に設定されている場合に、プライバシー(暗号化)パスワードを指定します。
デフォルト: なし
SNMPv3 ユーザが secLevel 3 (AuthPriv)で設定されている場合に、プライバシー プロトコルを指定します。 データ暗号化標準の場合は DES、128 ビットの暗号化キーを使用した高度暗号化標準(AES128)の場合は AES、トリプル データ暗号化標準の場合は 3DES と指定します。
デフォルト: なし
注:AES または 3DES を指定する場合は、SystemEDGE Advanced Encryption パッケージをインストールします。 詳細については、付録「SystemEDGE Advanced Encryption」を参照してください。
操作の FIPS モードを制御します。 許可される値は 0、1、および 2 です。
非 FIPS モード
FIPS 共存モード
FIPS のみのモード
デフォルト: 1
注:FIPS モードでは、SystemEDGE Advanced Encryption パッケージをインストールする必要があります。 詳細については、付録「SystemEDGE Advanced Encryption」を参照してください。
SNMP レシーバが要求をタイムアウトしたと判断するまでの期間を指定します。
デフォルト: 10 秒
SNMP メッセージのログ レベルを指定します。 許可される値は 0 ~ 5 です。
致命的なメッセージをログ記録します。
重大なメッセージをログ記録します。
警告メッセージをログ記録します。
情報メッセージをログ記録します。
すべてのメッセージをログ記録します。
デバッグ メッセージを含むすべてのメッセージをログ記録します。
デフォルト: 0
このトラップを表すトップ レベル企業オブジェクト識別子を指定します。
SNMP トラップ PDU 内の一般的なトラップ タイプを指定します。 RFC 1157 で定義されているとおり、このフィールドは以下のいずれかの値(0 ~ 6 の整数)にすることができます。
0 未満の値にすると、sendtrap によりエラー メッセージが出力されて終了します。 6 を超える値にすると、sendtrap により警告メッセージが発行されます。
企業固有のトラップ サブタイプを指定します。 このフィールドに指定できる値は整数です。 トラップ タイプが 6(企業固有のトラップ)である場合のみこれを指定する必要があります。
SNMP トラップ PDU 内に含まれているオブジェクト識別子(OID)を指定します。
設定する OID 値のタイプを指定します。 OID タイプは、以下のいずれかになります。
整数
オクテット文字列。 文字列、バイナリおよび文字列の IPv4 アドレスと IPv6 アドレス、文字列のホスト名で有効です。
文字列
オブジェクト識別子
IPv4 アドレスのみ
カウンタ値
64 ビット カウンタ値
ゲージ
タイム ティック
設定する OID 値を指定します。 OID 値のタイプは OID-type と一致している必要があります。
注:
sendtrap の例
./sendtrap -h box1.domain.com -f from.domain.com -v 2c -c admin -p 1692 1.2.3.4 6 1023 1.3.6.1.2.1.2.2.1.1.1 -i 3 1.3.7.8.9.10.11 -s “Trap value”
このホスト名にトラップを送信します。
トラップ PDU の送信元アドレスで from.domain.com を使用してトラップを送信します。
トラップを送信するポート番号を指定します。
企業 OID を指定します。
トラップ タイプ(企業固有のトラップ)を指定します。
企業固有のトラップ サブタイプを指定します。
データ OID を指定します。
oid タイプを指定します。
それぞれの OID の OID 値を指定します。
以下の例では、varbinds が 1.3.6.1.2.1.2.2.1.1.1 および 1.3.7.8.9.10.11 の認証エラー(trap_type: 4)SNMPv1 トラップを、IP アドレスが Ea2f:fe90:abcd:0000:230:a2f:200:ad01: のホストのポート 162 に送信します。
./sendtrap -h Ea2f:fe90:abcd:0000:230:a2f:200:ad01 -v 1 -c admin 1.2.3.4 4 1.3.6.1.2.1.2.2.1.1.1 -i 3 1.3.7.8.9.10.11 -s “Trap value”
以下の例では、varbinds が 1.3.6.1.2.1.2.2.1.1.1 および 1.3.7.8.9.10.11 の認証エラー(trap_type: 4)SNMPv3 通知リクエストを、IP アドレスが 130.10.100.101 のホストのポート 162 に送信します。 30 秒のタイムアウトで確認応答を待機し、2 回再試行します。
./sendtrap -h 130.10.100.101 -p 2009 -i -r 2 -t 30 -u user1v3 -A SHA -a osa -X AES -x osp -v 3 -s 3 -t 30 -h 130.10.100.101 1.2.3.4 4 1.3.6.1.2.1.2.2.1.1.1 -i 3 1.3.7.8.9.10.11 -s “Trap value”
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