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スーパー管理者
スーパー管理者は、ユーザ グループ AIPAdmins のメンバであるため、CA Server Automation と 予約マネージャ の両方の管理タスクをすべて実行できます。
スーパー管理者は、テナント ユーザ、リソース、および管理者を定義するオブジェクトと設定の作成を担当します。 スーパー管理者が新しいテナントを定義するには、以下の手順に従います。
- CA Server Automation でテナント用のサービスを 1 つ以上作成します。 テナント物理コンピュータ システムをこれらのサービスに追加します。
- CA Server Automation からテナント サービスをインポートすることで、予約マネージャ 内にテナント用の物理リソース プールを 1 つ以上作成します。
- 予約マネージャ 内にテナント用の仮想リソース プールを 1 つ以上作成します。
注: このタイプのプールを作成すると、予約マネージャ によって CA Server Automation 内に同じ名前のサービスが自動的に作成されます。 その後、エンド ユーザが仮想リソース プールに仮想マシンを作成すると、予約マネージャ によって対応するサービスに VM が自動的に追加されます。
- 予約マネージャ 内にテナントを作成し、リソース プールへのアクセスを指定し、管理者とユーザを指定します。
- 予約マネージャ 内にテナント用のシステム イメージ、ソフトウェア グループ、および予約テンプレートを作成します。 これらのオブジェクトは、テナントによって所有されるリソース、またはテナントのメンバが利用できるリソースを参照する必要があります。 テナントのメンバが予約要求を行う際に、これらのリソースが使用されます。
注: テナント管理者も予約テンプレートを作成できます。 スーパー管理者が作成したテンプレートは、1 つ以上のテナントに割り当てることができます。 テナント管理者が作成したテンプレートは、そのテナントのメンバのみが使用できます。
- 予約マネージャ でこれらのオブジェクトへのアクセス権をテナントに付与します。 これによって、テナント管理者はこれらのオブジェクトへのアクセス権をテナント ユーザに付与できます。
- 各テナントで利用できるネットワーク定義を指定します。
- テナントを表示または非表示したり、テナント名で表示をフィルタしたりします。
テナントの保守は、テナント ユーザとリソースの変更に対して、以下のように、それまでの設定を適合させることで行います。
- テナント管理者を保持します。
- 必要に応じて、サービスを変更し、CA Server Automation 内にテナント用のサービスを新規作成します。
- 必要に応じて、予約マネージャ 内にテナント用のシステム イメージ、ソフトウェア グループ、および予約テンプレートを変更または作成します。
- 必要に応じて、リソースへのテナント アクセスを変更します。
- 必要に応じて、テナント内のメンバシップを変更します。
注: スーパー管理者は、テナント用の組織単位を作成できません。 テナント管理者のみが、テナント メンバ用の組織単位の作成を担当します。