この手順が必要となるのは、CA SYSVIEW Option for CICS を実行している場合のみです。
この手順では、CICS データ コレクタによって作成されるレコードを含めるためのログ ストリームのセットを定義します。
CICS データコレクタは、CA SYSVIEW のメイン アドレス空間で実行されている指定 CICS ロガーを使用してレコードをルーティングします。 複数の CICS ロガーを定義できます。
各システムで定義されている CICS ロガーそれぞれに対して、固有のログ ストリームを作成する必要があります。
注: ログ ストリーム名を指定するための parmlib メンバは sysview.CNM4BPRM データ セットにあります。
次の手順に従ってください:
ログ ストリームには以下の命名規則をお勧めします。
ssidrrm.cicslogr.TRAN.smfi ssidrrm.cicslogr.TSUM.smfi ssidrrm.cicslogr.SYSD.smfi ssidrrm.cicslogr.XLOG.smfi
CA SYSVIEW のサブシステム ID を指定します。
リリース番号を指定します
CICS ロガーを指定します。
SMF ID を指定します
ログ データのタイプは以下通りです。
CICS トランザクション ログを指定します。
CICS トランザクション サマリを指定します。
CICS システム データを指定します。
CICS 例外ログを指定します。
重要: 複数のログ データ タイプでログ ストリームを共有できます。 CICS トランザクション ログ レコードを含めるように定義されたログ ストリームの共有はお勧めしません。 このログのデータ ボリュームは、他のログ タイプよりずっと大きくなります。
CICS データ ロガー機能のデフォルト構成オプションを提供します。
ログ ストリームを使用する予定がないか、まだ定義されていない場合は、オプションの値を「NONE」に適宜設定してください。
LOGSTREAM-CICSTRAN-NAME NONE LOGSTREAM-CICSTSUM-NAME NONE LOGSTREAM-CICSSYSD-NAME NONE LOGSTREAM-CICSXLOG-NAME NONE
このメンバ内で定義されているログ名をログ ストリーム名と関連付けます。
Sysname Logname......... LogStream-Name Sysname CICSLOGR.TRAN... logstream.name Sysname CICSLOGR.TSUM... logstream.name Sysname CICSLOGR.SYSD... logstream.name Sysname CICSLOGR.XLOG... logstream.name
CICS オプションのログ ストリームが定義され、CA SYSVIEW が保守しているログ ストリームの内容をオンラインで表示できます。
例: TRAN ログ ストリームの定義
CICS トランザクション ログ ストリームの例を示します。
DATA TYPE(LOGR) REPORT(NO)
DEFINE LOGSTREAM
NAME(GSVX130.CICSLOGR.TRAN.smfi)
AUTODELETE(YES)
DASDONLY(YES)
DESCRIPTION(CICS_TRANLOG)
DIAG(NO)
EHLQ(LOGGER)
HIGHOFFLOAD(70)
LOWOFFLOAD(0)
LS_SIZE(20000)
MAXBUFSIZE(32767)
MODEL(NO)
OFFLOADRECALL(YES)
RETPD(5)
STG_SIZE(15000)
例: TRANSUMM ログ ストリームの定義
CICS トランザクション サマリ ログ ストリームの例を示します。
DEFINE LOGSTREAM
NAME(GSVX130.CICSLOGR.TSUM.smfi)
AUTODELETE(YES)
DASDONLY(YES)
DESCRIPTION(CICS_TRANSUMM)
DIAG(NO)
EHLQ(LOGGER)
HIGHOFFLOAD(70)
LOWOFFLOAD(0)
LS_SIZE(1000)
MAXBUFSIZE(32767)
MODEL(NO)
OFFLOADRECALL(YES)
RETPD(30)
STG_SIZE(750)
例: SYSD ログ ストリームの定義
CICS データ ログ ストリームの例を示します。
DEFINE LOGSTREAM
NAME(GSVX130.CICSLOGR.SYSD.smfi)
AUTODELETE(YES)
DASDONLY(YES)
DESCRIPTION(CICS_SYSDATA)
DIAG(NO)
EHLQ(LOGGER)
HIGHOFFLOAD(70)
LOWOFFLOAD(0)
LS_SIZE(1000)
MAXBUFSIZE(32767)
MODEL(NO)
OFFLOADRECALL(YES)
RETPD(90)
STG_SIZE(750)
例: XLOG ログ ストリームの定義
CICS 例外ログ ストリームの例を示します。
DEFINE LOGSTREAM
NAME(GSVX130.CICSLOGR.XLOG.smfi)
AUTODELETE(YES)
DASDONLY(YES)
DESCRIPTION(CICS_XLOG)
DIAG(NO)
EHLQ(LOGGER)
HIGHOFFLOAD(70)
LOWOFFLOAD(0)
LS_SIZE(1000)
MAXBUFSIZE(32767)
MODEL(NO)
OFFLOADRECALL(YES)
RETPD(30)
STG_SIZE(750)
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