システム環境設定オプション メンバは、CA SYSVIEW の初期化中に設定オプションを設定するために使用されます。 システム環境設定オプション メンバは、システム parmlib データ セットの連結にあります。
例: SYS1.PARMLIB
サブシステム ID を、z/OS システムまたは LPAR 内の CA SYSVIEW の各インスタンスまたはインストールへ割り当てます。
4 文字の CA SYSVIEW サブシステム ID (SSID)を使用して、システム parmlib のシステム環境設定オプション メンバに名前を割り当てます。
Member name = GSVXssid
メンバ名の最初の 4 文字は、常に GSVX です。
以下に例を示します。
SYSVIEW subsystem ID = GSVX Member name = GSVXGSVX
デフォルトの SYSVIEW サブシステム ID は GSVX です。
CA SYSVIEW の複数のインスタンスを単一の z/OS システムにインストールできます。 CA SYSVIEW のこれらのインスタンスは、同じリリース レベルのものと、異なるリリース レベルのものがあります。
CA SYSVIEW の複数のインスタンスが同じサブシステム ID でインストールされる場合、それらのインスタンスにより、同じ SYS1.PARMLIB メンバ GSVXssid でそれらのシステム環境設定オプションが規定されます。
インスタンスごとに以下の構造でオプションを囲むことにより、リリース別にオプションを分離してください。
インスタンスに対して一意でないこれらのオプションは複数のインスタンスで共有でき、")IF" ステートメント内にある必要はありません。
例 1:
)IF RELEASE=13.9 option1 option2 )ENDIF
)IF RELEASE=13.7 option1 option2 )ENDIF )IF RELEASE=13.5 option1 option2 )ENDIF )IF RELEASE=rr.m option1 option2 )ENDIF
例 2
)IF RELEASE=13.9 )INCLUDE mbr139 )ENDIF
)IF RELEASE=13.7 )INCLUDE mbr137 )ENDIF )IF RELEASE=13.5 )INCLUDE mbr135 )ENDIF
CA SYSVIEW r13.5 より前のリリースでは、SYSVIEW GEN モジュールによってシステム環境設定オプションを指定していました。 GEN モジュールは、現在使用されなくなっています。
CA SYSVIEW のインストールは、いくつかのタイプのライブラリまたは特定のタイプのデータが含まれるように設定されたデータ セットで構成されます。 このライブラリは、ライブラリ タイプ(libtype)として参照されます。
ライブラリ タイプは、複数のデータ セットで構成されることがあります。 これらのデータ セットは、指定されたライブラリ タイプに対して読み込み要求が作成される際に動的に連結します。
1 つのデータ セット タイプに対して 1 つのデータ セットのみを定義できます。 したがって、最大の 3 つのデータ セットを連結できます。
定義されているデータ セットは、以下の順に連結されます。
libtype DD DISP=SHR,DSN=user.data.set DD DISP=SHR,DSN=site.data.set DD DISP=SHR,DSN=system.data.set
指定可能なデータ セットタイプは次のとおりです。
オプションのユーザ定義データ セットには、定義またはサイト定義またはシステム定義のオーバーライドが含まれます。
ユーザは、CA SYSVIEW プロファイル内のユーザ データ セット名の定義および保守を行います。
オプションのサイト定義データ セットには、定義またはシステム定義のオーバーライドが含まれます。
サイト データ セット名は、CA SYSVIEW のシステム環境設定オプション メンバ(GSVXSYSV)で定義されています。
システム環境設定オプション メンバは、z/OS システム parmlib データ セットの連結内にあることが必要です。
例: SYS1.PARMLIB
必須のシステム定義データ セットには、定義または設定オプションが含まれます。 システム データ セットの集合には、製品インストールで提供された元のメンバが含まれます。 システム データ セット名は、CA SYSVIEW システム環境設定オプション メンバ(GSVXSYSV)で定義されています。
システム環境設定オプション メンバは、z/OS システム parmlib データ セットの連結内にあることが必要です。
例: SYS1.PARMLIB
詳細については、ヘルプ トピック「Library concatenation - USER, SITE, and SYSTEM」を参照してください。
CA SYSVIEW には 1000 種類を超える変数メトリックがあり、それらを使用してシステム リソースや以下のようなサブシステム コンポーネントのリソースをモニタすることができます。
一般的に、CA SYSVIEW は、数十万種類のリソースをモニタします。 それらのリソースまたはメトリックごとに、例外アラートを作成できます。
リソースおよびメトリックのモニタリングの要約および編成を行うには、コマンド ALERTSUM を使用できます。
コマンドの例と表示
モニタされた例外アラートは、いくつかの異なるレベルで要約できます。
オーナごとにサマリ データ行を 1 つ表示します。
オーナに複数の子インスタンスがある場合、アラート情報はオーナ サマリ データ行にロールアップされます。
オーナごとにサマリ データ行を 1 つ表示します。
オーナに関連付けられているリソース サマリ グループごとにデータ行を 1 つ表示します。
オーナに複数の子インスタンスがある場合、アラート情報はオーナ サマリ データ行およびサマリ リソース データ行にロールアップされます。
オーナごとにサマリ データ行を 1 つ表示します。
オーナに関連付けられているリソース サマリ グループを要約するインスタンスごとにデータ行を 1 つ表示します。
オーナごとにサマリ データ行を 1 つ表示します。
関連するリソース データ行を要約したインスタンスごとにデータ行を 1 つ表示します。
インスタンスに関連付けられたリソースごとにデータ行を表示します。
CA SYSVIEW では、MVS ログ ストリームによるオンライン表示に関する履歴コレクション データを維持しています。
ログ ストリームとの間での読み取りおよび書き込みに使用される CA SYSVIEW ログ ストリーム技術の拡張により、以下の利点が得られます。
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