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ファンクション キーへの独自の値の割り当て

ファンクション キーに独自の値を割り当てて、これらのキーが NCL プロシージャを含むようにしたり、Enter キーとして動作するようにしたりできます。 ファンクション キーが Enter キーとして使用されている場合、OCS 機能を実行するように Enter キーを再定義することが可能です。

ファンクション キーへのコマンドの割り当て

ファンクション キーは、PF コマンドを使用して再定義します。 新規のファンクション キーを以下のいずれかのように指定できます。

会話型

ファンクション キーの値はコマンド行に表示されるので、実行前に編集できます。

即時

ファンクション キーは、Enter キーのように即時に機能を実行します。

サフィックス

ファンクション キーの値は、コマンド行への入力の末尾に配置されます。

プレフィクス

ファンクション キーの値は、コマンド行への入力の先頭に配置されます。

例: 会話型ファンクション キーの割り当て

たとえば、SHOW NCL コマンドを会話型ファンクション キーとして F4 キーに割り当てるには、以下のコマンドを入力して Enter キーを押します。

PF4 CONV,SHOW NCL=

これ以降、F4 キーを押すと、コマンド プロンプトに SHOW NCL= と表示されるので、変更を加えた上で実行できます。

例: 複数コマンドの定義

複数のコマンドを定義する場合は、ファンクション キーの値にコマンド区切り文字としてセミコロンを使用します。 PFコマンドを入力する場合には、2 つのセミコロンを指定します。

たとえば、F20 キーに画面のクリアとユーザの表示を定義する場合には、以下のように入力します。

PF20 CLEAR;;SHOW USERS

ファンクション キーを Enter キーとして設定

PF コマンドで、ファンクション キーを Enter キーとして動作するよう設定できます。 Enter キーは、値を関連付けずに、即時ファンクション キーとして定義されます。

例: Enter キーの定義

たとえば、PF12 キーを Enter キーとして定義する場合は、以下のように入力します。

PF12 IMM

IMM の後に項目がないので、PF12 キーは Enter キーとして動作します。 F12 キーを押すと、Enter キーが押された場合のように、テキストがコマンド行から実行されます。

Enter キーの再定義

Enter キーの動作を再定義するために ENTER コマンドを使用できます。

重要: Enter として動作する少なくとも 1 つのファンクション キーを定義してから Enter キーを再定義する必要があります。

例: Enter キーを CLEAR コマンドとして再定義

たとえば、Enter キーの値を再定義して CLEAR コマンドとして動作させるには、以下のように入力します。

ENTER CLEAR

Enter キーは、標準的な動作はしなくなります。

例: Enter キーのリセット

Enter キーをリセットするには、以下のテキストを入力し、次に、Enter として定義されたファンクション キーを押します。

ENTER IMM

NCL プロシージャを使用したファンクション キーの指定

NCL プロシージャにより、値をファンクション キーに割り当てることもできます。 NCL プロシージャで適切なファンクション キーを設定して、OCS への入力に応じて初期コマンドがこの NCL プロシージャを実行するように設定すると、OCS ウィンドウ用にファンクション キーを設定できます。