ステータス モニタは、サービスおよびリソースを行単位で表示するとともに、それらの状態変化を色や強調表示を使ってユーザに知らせます。 適切な許可を与えられたユーザは、表示属性および表示フォーマットをカスタマイズできます。
注: デフォルト表示属性および表示形式の情報、およびそれらのカスタマイズ方法については、「Administration Guide」を参照してください。
表示領域外にあるサービスまたはリソースの状態が変化した場合、その旨を警告するメッセージが表示されます。
ステータス モニタから、リソースおよびサービスに対してコマンドを入力できます。 コマンドの種類は、製品およびリソースのクラスごとに異なります。
ステータス モニタのデフォルトの表示フォーマットでは、以下の情報が提供されます。
注: 「xx(*)」形式の名前を持つ INTNL クラスのリソースは、領域間の通信機能を提供する動的なリソースです。
注: 上書きフラグの詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。
あるサービスまたはリソースが点滅している場合、そのサービスまたはリソースに対して領域が自動化アクションを実行中であることを意味します。
表示されていないモニタ対象項目の状態が変化した場合、ユーザはその旨を通知されます。
プロンプトから以下のコマンドを入力すれば、ステータス モニタ上の情報の構成を変更できます。
このコマンドを使用すると、サービスおよびリソースを画面の横方向に最大 5 列で表示できます。 たとえば、「COLS 5」と入力して Enter キーを押すと、5 列で表示されます。 このコマンドは、サービスおよびリソースのパネルが複数存在する場合に便利です。
このコマンドを使用すると、ユーザ定義拡張表示を表示するかどうかを制御できます。 ユーザ定義拡張表示が存在する場合、通常のステータス モニタ表示の最後の4列が上書きされます。
たとえば、テープ装置のステータス行には、テープのマウント操作に関する情報を提供するテキスト文字列が表示されます。
このコマンドを使用すると、特定の列設定に対する画面上での情報の表示方法を変更できます。 フォーマットの名前がわからない場合は、「FORMAT」と入力してEnterキーを押すと、フォーマット定義のリストが表示されるので、そこから目的のフォーマットを選択します。
注:
このコマンドを使用すると、画面上に表示されたサービスおよびリソースを、特定の順番でソートできます。 operand(オペランド)に指定できるのは、以下のいずれかです。
SORT コマンドで使用可能なオペランドのリストが表示されます。 オペランドの番号を入力します。 ユーザが指定した順番でソートされます。 ソートのタイプについては、以下の SORT オペランドを参照してください。
実際の状態に基づいて、UNKNOWN、FAILED、INACTIVE、DEGRADED、STOPPING、STARTING、ACTIVE の順(ランキングの降順)にサービスまたはリソースをソートできます。
クラス番号の数値順にサービスおよびリソースをソートできます。
クラス名のアルファベット順にサービスおよびリソースをソートできます。
要求状態に基づいて、ACTIVE、INACTIVE、UNKNOWN の順(ランキングの降順)にサービスおよびリソースをソートできます。
論理状態に基づいて、論理状態属性テーブルのランキング順にサービスおよびリソースをソートできます。
操作モードに基づいて、IGNORED、MANUAL、AUTOMATED の順(ランキングの降順)にサービスおよびリソースをソートできます。
名前のアルファベット順にサービスおよびリソースをソートできます。
オブジェクト ID に基づいてサービスおよびリソースをソートできます。オブジェクト ID は、(先頭から順に)システム イメージ名、システム イメージ バージョン、クラス番号、および名前から構成されます。
システム イメージ名のアルファベット順にサービスおよびリソースをソートできます。
リソース タイプのアルファベット順にリソースをソートできます。 サービスは、TYPE パラメータを持たないため、リストの先頭に表示されます。
ユーザ定義フィルタのキーワードに基づいてリソースをソートできます。 フィルタのキーワードを現在適用できないサービスおよびリソースは、リストの末尾に表示されます。
フィルタのキーワードは、リソース定義内で定義されます。 キーワードはメッセージに関連付けられます。 つまり、あるキーワードがアクティブ状態になるのは、対応するリソースのメッセージが受信された場合だけです。
たとえば、テープのマウント操作を要求する IEC501A メッセージ用のルールでは、キーワードが指定されます。 USRKEYW オペランドを使用して、テープのマウント操作を要求するテープ装置をステータス モニタ上でグループ化できます。
注: operand (オペランド)によって同じランクに分類されたサービスおよびリソースは、さらにオブジェクト ID でソートされます。
許可ユーザは、ステータス モニタ上に表示されるサービスおよびリソースを定義するフィルタを作成できます。 フィルタは、モニタ対象のサービスおよびリソースのサブセットを表示するための、ナレッジ ベースに格納される一連のルールです。 たとえば、テープ オペレータは、個々のシステム内のテープ装置や、一連のシステム内のテープ装置だけを表示したいと思い、 別のオペレータは、自身のシフト中に実行される、実稼働システム内のバッチ ジョブだけを表示したいと思うかもしれません。 また別のオペレータは、特定システムのすべてのハードウェア リソースを表示したいと思うかもしれません。
ステータス モニタへの初回アクセス時に表示されるサービスおよびリソースは、ユーザ プロファイルに指定されたフィルタによって決まります。 フィルタが指定されていなかった場合、選択されたモニタ用のすべてのリソースが表示されます。
一時ステータス モニタ フィルタの使用により、表示されたサービスおよびリソースのビューを変更できます。 選択したフィルタは、現在のモニタ セッションの期間中のみ有効です。
注: また、PREFIX コマンドの使用により、モニタ上のリソースをフィルタできます。 このコマンドを使用することにより、指定されたマスク(たとえば **NM または REGION*1)と一致する名前のリソースのみを表示できます。
ステータス モニタ フィルタを選択し表示されたリソースのビューを変更する方法
このコマンドを入力すると、利用可能なフィルタのリストが表示されます。 使用するフィルタの識別番号を入力します。 そのフィルタに一致するサービスおよびリソースだけが、ステータス モニタ上に表示されます。
使用するフィルタの名前を入力します。 そのフィルタに一致するサービスおよびリソースのみが、ステータス モニタ上に表示されます。
このコマンドを入力すると、すべてのフィルタが除去されます。 接続されているシステムのすべてのサービスおよびリソースが表示されるようになります。
フィルタの指定に従ってリソースが表示されます。
ステータス モニタへのアクセス時に利用可能な情報の種類は、ステータス モニタのデフォルト プロファイルによって決まります。 このプロファイルに指定される情報は、以下のとおりです。
デフォルトの変更方法
現行のステータス モニタ タイプに対する[プロファイル]パネルが表示されます。
このパネルに含まれるフィールドを使用すると、このタイプのモニタに対するデフォルト プロファイルを変更できます。
使用可能な値のリストが表示されます。
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