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エージェントの無人インストールの実行

CA Process Automation はエージェントの無人インストールをサポートしているため、管理者はエージェントをリモートでホスト コンピュータにインストールすることができます。 新しいホスト コンピュータをセットアップするための初期設定ルーチンでは、無人インストールを使用してエージェントを含めることができます。 また、無人インストールを使用してソフトウェア配信ソリューション経由でインストールを行うこともできます。

ドメイン URL を「-VdomainUrl=domain_url」と入力すると、domain_url は http(s):<FQDN_of_Domain_Orchestrator>:<port_number> になります。

重要: domain_url は、/itpam/ なしで入力する必要があります。

エージェントの無人インストールを実行できます。

以下の手順に従います。

  1. ドメイン オーケストレータがインストールされているサーバへ管理者としてログインします。
  2. ドメイン オーケストレータが実行中であることを確認します。

    注: エージェントを正常にインストールするには、無人エージェント インストーラがドメイン オーケストレータへの接続を確立している必要があります。

  3. 以下のディレクトリに移動します。
    install_dir/server/c2o/.c2orepository/media
    

    メディア フォルダには以下のファイルが含まれます。

  4. 使用しているオペレーティング システム用の 2 つのファイルを見つけます。
  5. オペレーティング システム用の両方のファイルを、エージェントをインストールするホスト上のディレクトリにコピーします。
  6. エージェントをインストールするホストにログオンし、エージェント インストーラおよびラッパー ファイルをコピーしたディレクトリに移動します。
  7. (オプション)ヘルプを表示するには、引数なしでエージェント インストーラを実行します。
  8. エージェント インストーラで以下のコマンド ライン引数を使用します。
    AgentInstaller.bat -VdomainUrl=domain_url -VacceptLicense=true [-option1 -option2 ...]
    AgentInstaller.sh -VdomainUrl=domain_url - VacceptLicense=true[-option1 -option2 ...]
    

    例:

    -VdomainURL=https://domainserver.company.com:8443-VacceptLicense=true
    
    -VdomainURL=http://domainserver.company.com:8080
    

    エージェント インストーラでは、以下のコマンド ライン オプションが使用できます。

    –VlisteningAddress=hostname

    エージェントをインストールするホスト マシンの完全修飾ドメイン名または IP アドレスを指定します。 これは、ホスト マシンに複数のネットワーク インターフェースがある場合に必要です。

    -VdisplayName=display_name

    このエージェントについて表示される名前を指定します。

    -VnodePort=port_number

    ホスト上で使用するポートを指定します。

    -VwinService=boolean

    エージェントを Windows サービスとしてインストールするには、値を true に設定します。

    -Vsys.installationDir=path

    ホストへのインストールのフル パスを指定します。

    -VstartAgent=boolean

    インストールの完了後にエージェントを開始するには、値を true に設定します。

    -VjavaHome=value

    Java ホームのロケーションを指定します。

    -Vscripts.tmpDir=value

    スクリプトを実行するための一時ディレクトリを指定します。

    VcertPassword=value              

    ドメイン オーケストレータで設定された証明書パスワードを指定します。 この値は、SSL を使用していてセキュア モードで動作している場合(あるいはそのいずれかの場合)に必要です。

    VisLookUpDNSForIP=boolean    

    DNS からエージェント ホスト名をルックアップするには、値を true に設定します。

    jetty.ssl.ciphers=value      

    ドメイン オーケストレータとエージェントとの通信中に使用する必要がある、カンマ区切りの暗号のリスト。

    -VsetPowerShellExecPolicy=value

    Windows プラットフォームで PowerShell スクリプトを実行するには、実行ポリシーを「Remote Signed」に設定する必要があります。 CA Process Automation 経由で PowerShell スクリプトを実行するには、この変数の値を true に設定します。

    -VpowerShellPath=value

    ホスト マシンの PowerShell パスを指定します。

    - VdeprecatedComms= ブール値

    通信モードを指定します。 通信の非推奨モードをサポートするには、値を true に設定します。 通信の新しいモードをサポートするには、値を false に設定します。