前のトピック: 例: Windows でドメイン オーケストレータの別のノードを 3.1 SP01 からリリース 4.2 にアップグレードする


例: Windows でクラスタ化されていないオーケストレータを 4.1 SP01 からリリース 4.2 にアップグレードする

以下の例は、Windows オペレーティング システムでクラスタ化されていないオーケストレータを 4.1 SP01 から リリース 4.2 にアップグレードするときに表示される内容に似たスクリーンショットの一部を提供します。 CA Process Automation インストール ウィザードに精通していない場合にこれは役立ちます。

手順は以下のとおりです。

  1. ドメイン オーケストレータがインストールされているホストにログインします。
  2. アップグレードする CA Process Automation リリースを開きます。 たとえば、[スタート]メニューから、[CA]-[CA Process Automation 4.1 SP01]-[CA Process Automation を開始]を選択します。

    注: これは、CA EEM が実行されており、データベース サーバがアクティブであることを確認する容易な方法です。 これはアップグレードの前提条件です。

    itpam--upgradeScenario_01

  3. CA Process Automation からログアウトし、ブラウザを閉じて、オーケストレータ サービスを停止します。たとえば、[スタート]メニューから、[CA]-[CA Process Automation 4.1 SP01]-[オーケストレータ サービスを停止]を選択します。 ([サービス]を開くと、サービスが開始ステータスでないことを確認できます。)

    [スタート]メニューから、[CA]-[Ca Process Automation r.1 SP01]-[オーケストレータ サービスを停止]を選択します。

  4. インストール メディア上の DVD1 フォルダに移動し、Domain_Installer_windows.bat を起動します。

    使用している OS に適した Domain_Installer ファイルを選択します。

  5. [次へ]をクリックして、ウィザードの初期ページを移動します。
  6. [CA Process Automation セットアップ ウィザードの完了」が表示されたら、ディレクトリ パスの DVD1 を DVD2 と置換します。 次に、[完了]をクリックします。

    「CA Process Automation インストーラをコピーしています。 完了まで数分かかる場合があります。しばらくお待ちください」というメッセージが表示されます。このページが閉じてから[ようこそ]ページが表示されるまで時間がかかる場合があります。

  7. [CA Process Automation ドメイン セットアップ ウィザードへようこそ]が表示されたら、ウィザードの初期ページをクリックして進みます。
  8. CA Process Automation ドメインには、Java ホーム ディレクトリを設定してください。正しいディレクトリを参照します。

    PAM リリース r4.2 では jdk1.7.0_x をサポートしています

  9. 各ページをクリックして続行します。
  10. [証明書パスワードの設定]が表示されたら、ドメイン オーケストレータが使用するのと同じ証明書パスワードを入力します。 この証明書パスワードは、このクラスタ化されていないオーケストレータが最初インストールされたときに入力されたものと一致する必要があります。 [次へ]をクリックします。

    itpam--upgradeScenario_21

  11. 以前の選択内容を使用するために、[スタート]メニュー フォルダの選択ページをクリックして進みます。
  12. [全般プロパティ]ページで、オーケストレータ サーバ ポートのデフォルトの以下の変更に注意します。
    サーバ ポート

    ドメイン オーケストレータがほかのオーケストレータおよびエージェントと通信する場合に使用するポートを定義します。

    デフォルト: 80(基本。HTTP)または 443(安全。HTTPS)

    非推奨サーバ ポート

    (アップグレード/再インストールのみ) CA Process Automation の以前のリリースで定義されていたサーバ ポート値。

    デフォルト: 7001

  13. 以下のページをクリックして進み、必要に応じて変更を加えます。
  14. [Embedded Entitlements Manager (EEM)セキュリティ設定]が表示されたら、以下を実行します。
    1. [CA EEM へのアプリケーションの登録]を選択し、[登録]をクリックします。 新しいリリースでは、CA Process Automation 用の CA EEM ポリシーに変更または追加が行われている可能性があるため、アップグレード時に常に実行することをお勧めします。 変更がリリース間で行なわれない場合、アップグレードが必要ではないというメッセージが表示されます。

      アップグレードした PAM を EEM に登録します。

    2. 登録せずにこのページを終了しようとし、インストール プロセスにより CA Process Automation のバージョン アップグレードが検出されると、[CA EEM へのアプリケーションの登録]の選択と[登録]のクリックを促すメッセージが表示されます。

      [登録]をクリックします。

    3. EiamAdmin 管理者として CA EEM にログインするための認証情報を入力します。

      EiamAdmin と入力し、関連付けられたパスワードを入力します。

    4. アップグレードに同意します。 インストール プロセスにより、CA EEM サーバのバージョンが検出され、適切な SDK が選択されます。

      [はい]をクリックして、アップグレードを実行します。

    5. アップグレードが必要でない場合、以下のメッセージが表示されます。

      リリース レベルをアップグレードしていません。

    6. [アプリケーションは登録されました]という確認メッセージが表示されたら、[OK]をクリックします。
  15. すでに以下を定義したので、[データベース設定]をクリックして進みます。
  16. 追加するものがない場合は、[インストール用の追加 Jar ファイル]をクリックして進みます。

    セットアップにより、CA Process Automation ドメインがアップグレード(インストール)されます。

    インストール

  17. [CA Process Automation ドメイン セットアップ ウィザードの完了]が表示されたら、[完了]をクリックします。 スキーマ更新が完了するまでの時間を取ってから、CA Process Automation を起動します。
  18. オーケストレータ サービスを開始します。

    [スタート]メニューから、[CA]-[CA Process Automation 4.2]-[オーケストレータ サービスを開始]を選択します。

  19. CA Process Automation を開始します。

    .[スタート]メニューから、[CA]-[CA Process Automation 4.2]-[CA Process Automation を開始]を選択します。

リリース 3.1 SP01 より前のリリースからのアップグレード

CA IT Process Automation Manager (CA IT PAM)リリース 2.x、バージョン 3.0 または 3.0sp01 から CA Process Automation リリース 4.2 に直接アップグレードすることはできません。 まず段階的なアップグレードを実行する必要があります。

以下の手順に従います。

  1. 以下のいずれかの以前のリリースから CA Process Automation 3.1 SP01 にアップグレードします。
  2. CA Process Automation のアップグレード方法」の説明に従って、CA Process Automation サービス パック 3.1 SP01 から CA Process Automation リリース 4.2 にアップグレードします。