前のトピック: 時間同期の前提条件次のトピック: オーケストレータの停止


CA Process Automation 4.2 でパッチおよびコネクタをインストールする方法

このセクションでは、JBoss 5.1 を備える CA Process Automation コネクタをホストにインストールする方法について説明します。

管理者は、CA Process Automation コネクタをインストールして、CA Process Automation が他の製品(CA 製品およびサードパーティ製品)と対話できるようにし、ビジネスのユース ケースの自動化を推進することができます。 各コネクタは、1 セットのオペレータを含むモジュールとして機能します。 オペレータは、他の製品の API と対話し、CA Process Automation フローを作成するために使用されます。

前提条件として、CA Process Automation がホストにインストールされていることを確認します。 CA Process Automation コネクタの実行可能ファイルはホスト上に存在します。

重要: CA Process Automation のパッチおよびコネクタを正常にインストールするには、オーケストレータ ノードをすべてシャットダウンし、CA Process Automation のパッチおよびコネクタをすべてのノード(ドメインおよび非ドメイン)にインストールします。

以下の手順に従います。

  1. CA Process Automation コネクタの実行可能ファイルを実行します。

    [...へようこそ]ページが表示されます。

  2. ライセンス契約書に同意し、[次へ] をクリックします。
  3. [CA Process Automation インストール ディレクトリの選択]ページで、install_dir の場所を指定します。
  4. [インストールまたは更新するコネクタを選択]ページで、インストールするコネクタを選択して、[次へ]をクリックします。

    CA Process Automation コネクタがインストールされます。

  5. CA Process Automation コネクタのインストールを確認するには、CA Process Automation を参照してログインします。 [デザイナ]タブをクリックし、[新規プロセス]をクリックします。

    インストールされた CA Process Automation コネクタとそのオペレータが[オペレータ]ビューに表示されます。

Oracle RAC を使用するための Oracle データベース サーバ設定の変更

CA Process Automation 用にセットアップし、CA Process Automation のインストール時に設定した Oracle データベース サーバを引き続き使用できます。 この単一の Oracle サーバがクラスタ化された Oracle RAC の一部である場合、(必要に応じて)インストール後のタスクとして Oracle RAC をデータベース サーバとして設定できます。

以下の手順に従います。

  1. CA Process Automation が、ライブラリ データベース、ランタイム データベース、およびレポート データベース用にインストール時に指定された、設定済みの単一の Oracle データベース サーバを正常に使用することを確認します。
  2. オーケストレータの停止」の説明に従って、CA Process Automation サービスを停止します。
  3. OasisConfig.properties ファイルを開きます。
    install_dir¥server¥c2o¥.config¥OasisConfig.properties
    
  4. ライブラリ データベースの以下のエントリを変更します。
    oasis.database.connectionurl=jdbc:oracle:thin:@//oracle-server:1521/
    oasis.database.lib.dbname=ServiceName
    oasis.database.queues.dbname=ServiceName
    oasis.database.dbhostname=Oracle-RAC
    
  5. ランタイム データベースの以下のエントリを変更します。
    oasis.runtime.database.connectionurl=jdbc:oracle:thin:@//oracle-server:1521/
    oasis.runtime.database.dbname=ServiceName
    oasis.runtime.database.dbhostname=Oracle-RAC
    
  6. レポート データベースの以下のエントリを変更します。
    oasis.reporting.database.connectionurl=jdbc:oracle:thin:@//oracle-server:1521/
    oasis.reporting.database.dbname=ServiceName
    oasis.reporting.database.dbhostname=Oracle-RAC
    
  7. OasisConfig.properties ファイルを保存します。
  8. オーケストレータを開始します

注: 接続 URL のステートメントでは、以下の表記法も有効です。

TNS 表記法
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=oracle-server)(PORT=1521))(CONNECT_DATA=(SERVICE_NAME=ServiceName)))
RAC TNS 表記法
jdbc:oracle:thin:@(DESCRIPTION=(LOAD_BALANCE=OFF)(FAILOVER=ON)(ADDRESS_LIST=(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=oracle-server)(PORT=1521))(ADDRESS=(PROTOCOL=TCP)(HOST=oracle-server)(PORT=1521)))(CONNECT_DATA=(SERVER=DEDICATED)(SERVICE_NAME=ServiceName)))
別の表記法(スラッシュなし。ステートメントはコロンで終了)
jdbc:oracle:thin:@oracle-server:1521: