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子プロセスの設定

親プロセスの、プロセスの開始オペレータを設定して、親が開始しようとしている子プロセスの動作を制御します。

以下の手順に従います。

  1. プロセス デザイナでプロセスを開き、チェックアウトします。
  2. [オペレータ]パレットで、[プロセス コントロール]を展開し、プロセスの開始オペレータをプロセスにドラッグします。
  3. プロセスの開始オペレータをダブルクリックして、[プロパティ]パレットでプロパティを表示します。
  4. [プロセスの開始]グループを展開します。
  5. [プロセス名]フィールドで、プロセスへのフル パスを入力します。
  6. [プロセス データセット初期化コード]フィールドで、省略記号ボタン(...)で示される[参照]ボタンをクリックして、完全なスクリプト ダイアログ ボックスを開きます。
  7. 開始しようとしている子プロセスのデータセット内の変数を初期化するために、JavaScript ステートメントを入力します。 このコンテキストでは、キーワード「Process」は、開始される新規インスタンスのプロセス データセットを参照します。 キーワード「Caller」は、プロセスの開始オペレータが含まれる親インスタンスのデータセットを参照します。 このコンテキストは、キーワード「Caller」が利用可能な唯一のコンテキストです。 また、このコンテキストは、キーワード「Process」が、オペレータを含んでいるプロセスを指していない唯一のコンテキストでもあります。
  8. [保存]をクリックして、[Initialization Code]ダイアログ ボックスを閉じます。
  9. [モード]フィールドで、[添付]、[分離]、または[インライン]を選択します。

    [分離]を選択すると、[開始日]フィールドが有効になります。 ここで、プロセスの分離されたインスタンスが開始する日付を指定します。 デフォルト値は、System.Date として示される、オペレータが実行される日付です。 同様に、[開始時刻]フィールドは、分離されたインスタンスが開始する時間を指定します。 デフォルト値は System.Time です。

注: このアプリケーションの旧バージョンには、添付モードと分離モード用の、個別のプロセスの実行オペレータが含まれていました。 実際には、両方のオペレータで同じ機能が実行されました。 唯一異なるのは、プロセスの実行として配置されたオペレータでは、[リクエストが開始、またはキューに格納されたら分離]チェック ボックスが初期状態でオフになっている点です。 分離されたプロセスの実行オペレータでは、このチェック ボックスは初期状態でオンになっていました。 いずれの場合も、プロセスの実行オペレータを配置した後、その開始モードを変更するために、いつでも[リクエストが開始、またはキューに格納されたら分離]チェック ボックスオン/オフにできました。 このリリースでは、これらのオペレータはすべてプロセスの開始オペレータとしてインポートされます。