子プロセス

プロセスの開始オペレータを使用して、プライマリ（親）プロセスの実行中インスタンスから、セカンダリ（子）プロセスを開始します。プロセスの開始オペレータは、指定されたタッチポイント上で新しいプロセス インスタンスを開始します。プロセスの開始オペレータによって、新規インスタンスに関連付けられたプロセス変数が開始されます。

プロセスの開始オペレータは、プロセスの新規インスタンスを添付モード、分離モード、またはインライン プロセスとして開始できます。

添付モード：新規インスタンスを開始するプロセスを親プロセスと呼びます。新規インスタンスを子プロセスと呼びます。アプリケーションは、新規インスタンス全体の処理を完了します。添付モードでフローを完了する子プロセスは、データセット値を、呼び出している側の親プロセス内のデータセットにコピーすることができます。
子が自身の停止オペレータをアクティブにする前に、親プロセスがブランチ上の停止オペレータをアクティブにした場合は、親インスタンスが子インスタンスの前に完了する可能性があります。
分離モード：プロセスの開始オペレータは、親がないかのように動作する新しい子プロセスインスタンスを起動します。分離モードでは、別のプロセスの新規インスタンスを開始するワークフローは、開始リクエストがキューに入れられた直後に完了します。分離モードで処理を完了するプロセスは、データセット値を、呼び出している側の親プロセス内のデータセットにコピーすることができません。
インラインプロセス：子プロセスは独立したインスタンスとして実行されます。子プロセスに対する親プロセスの制御は限定されています。インライン子プロセスは親と緊密にリンクされており、親コンテキストや、インスタンス作成やアーカイブなどのライフサイクルにアクセスできます。インラインプロセスは分離モードで実行できません。