オートメーション オブジェクトは、CA Process Automation パッケージの設定可能な要素を定義するアプリケーション コンポーネントです。 これらのオブジェクトはシステム操作を定義し、実行可能なソフトウェアを格納します。 特定のオーケストレータに関連付けられた特定のオートメーション ライブラリ フォルダ内のライブラリ ブラウザで CA Process Automation オートメーション オブジェクトを作成し、設定します。
オートメーション ライブラリで、以下のアクションを実行できます。
ライブラリ ブラウザ内に作成できるオートメーション オブジェクト タイプは、以下のとおりです。
プロセス オブジェクトは、オペレータ間や他のプロセスとの間の順序と依存関係をグラフィカルに表します。 プロセスは、プロセスが実行する手順の背後にあるシーケンスおよびロジックに示すリンクと共に、オペレータをグラフィカルに表します。
スケジュール オブジェクトはモジュール(プロセスを含む)が実行されるときに日時条件を適用します。 アプリケーション、所有権、またはその他の条件に基づいて、タスクをグループ化するには、複数のスケジュールを使用します。
カレンダ オブジェクトは、複雑な日付条件を示すルールを定義します。 カレンダ オブジェクトでは、オペレータを実行する時期と頻度を決定する日付、時間間隔、および条件要素をグラフィカルに指定します。
カスタム アイコン オブジェクトは、一意にオペレータを識別するグラフィック イメージを指定します。
カスタム オペレータ オブジェクトを使用すると、既存のオペレータの表示および設定を拡張することができます。 カスタム オペレータは既存のオペレータに基づき、さまざまなプロセスで再利用できるように設計された特定のパラメータを使用してそれらを最適化することができます。
データセット オブジェクトは、他のプロセス、オペレータ、およびリソースに必要なパラメータとして使用される変数を定義し、グループ化します。 例として、アプリケーションの場所、パスワード、およびプロファイル名が含まれます。 これらの変数は容易に設定できます。そのため、アプリケーション環境の変化を反映する際に、プロセスとスケジューリングを効率よく更新できます。
CA Process Automation 04.2.00 から、パッケージ オブジェクトは、他のオートメーション オブジェクトへのバンドル ショートカットに使用できなくなりました。 パッケージは、いずれの CA Process Automation オブジェクト ブラウザからも参照に使用できません。 リリース 04.2.00 で、変更できないコンテンツを 1 つの環境から別の環境にエクスポートしてインポートするには、コンテンツ パッケージを使用します。
コンテンツ パッケージ オートメーション オブジェクトは、コンテンツ デザイナがコンテンツ パッケージとしてエクスポートした CA Process Automation オブジェクトをバンドルします。 コンテンツ デザイナは、オートメーション オブジェクトをフォルダに追加し、そのフォルダをコンテンツ パッケージとしてエクスポートします。 プロダクション ユーザは、ライブラリまたは[操作]タブからインポートされたコンテンツ パッケージを表示できます。
プロセス監視オブジェクトによって、ユーザは実稼働環境で対象アプリケーションを定義し、モニタすることができます。 プロセス監視オブジェクトは、オートメーション ライブラリのほかの要素へのショートカットのコレクションです。 ユーザは、プロセス監視オブジェクトを開いて、プロセス インスタンスやその他のオブジェクトの状態を表示できます。 プロセス監視オブジェクトを使用すれば、基になるオブジェクトやデータへのアクセス権限がなくても、オペレータをモニタできます。
[リソース]オブジェクトはユーザのシステム アーキテクチャの要素を表すモデルです。 共通のインフラストラクチャ要素に依存する個々のプロセスを同期し、特定の IT エンティティへのアクセスを定量化および制御するためにそれらを使用します。 関連するエンティティを表す複数のリソースを、単一のリソース オブジェクトに含めます。
開始リクエスト フォームは、プロダクション ユーザがプロセスを手動で開始することを可能にする、ショートカットを定義します。 カスタム ダイアログ ボックスは、関連するプロセスを開始するのに必要なパラメータの値の入力をユーザに促します。
インタラクション リクエスト フォーム オブジェクトにより、データ フィールドおよび他のユーザ インターフェース コントロールへの応答をユーザに促すことができます。 ユーザは、プロセスを続行するために必要な情報を入力します。 たとえば、インタラクション リクエスト フォームを使用して、関係者に対して承認プロセスの各ステップの確認を要求します。
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