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ファイル トリガとメール トリガの仕組み

このトピックでは、トリガの処理シーケンスについて説明します。 例として、ファイル トリガとメール トリガを使用します。

ファイル トリガおよびメール トリガの例

  1. CA Process Automation は、設定された頻度で、設定されたフォルダ内および設定された電子メール アカウント内で新しいコンテンツを検索します。
  2. 新しいファイル オブジェクトまたはメール オブジェクトが見つかった場合、CA Process Automation は XML コンテンツに基づいて、プロセスの実行を試みます。

    ファイル トリガ用の有効な XML コンテンツの例を以下に示します。

    この画像は、プロセス パス、認証情報およびプロセス初期化パラメータから構成されるフローを示します。

  3. トリガがトリガ インスタンス内で指定されたプロセスを実行するとき、プロセス データセットには XML 内の値が入力されます。 以下の例は、ファイル トリガ プロセス データセットに値を入力するために、XML コンテンツ内の値がどのように使用されるかを示しています。

    この画像は、XML の例の値と結果のデータセット内の値を比較し、同一であると判断する方法を示します。

  4. 結果は、設定されたパス内の processed フォルダに格納されます。

    この画像は、表示されるパスが、トリガ出力用に設定されたパスであることを示します。

  5. 設定された電子メール アカウントで受信される電子メールは、ファイルで受け取られる XML コンテンツとほとんど同じ方法で処理されます。 また、電子メールの本文または添付ファイルの中に XML コンテンツがあったかどうかを示す内容の、確認の電子メールが送信されます。 以下の例は、両方のメッセージを示しています。

    この画像は、コンテンツの場所(本文または添付ファイル)が確認メールに記載されていることを示します。