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デフォルトのリソース クラスとカスタム ポリシー

CA Process Automation のリソース クラスは CA EEM の[アクセス ポリシー]の下に一覧表示されます。 任意のリソース クラスを対象にオリジナルのカスタム ポリシーを作成できます。また、事前定義済みポリシーをカスタム ポリシーのベースにすることもできます。

リソース クラスにはアクセス ポリシーが事前定義されているものもあれば、そうでないものもあります。

ほとんどの CA EEM リソース クラスには、事前定義済みポリシーが含まれます。

[名前を付けて保存]を使用して、新しい名前で事前定義済みアクセス ポリシーを保存し、必要に応じて、カスタマイズできます。 事前定義済みポリシーに基づいてカスタム ポリシーを作成すると、以下のような成果をスムーズに達成できます。

Web サービスを通じた SOAP アクセス レベル コールの観点から、プロセスと開始リクエスト フォームのオブジェクトを考えてみましょう。 プロセス リソース クラスでポリシーを作成するとき、指定したユーザまたはグループに Process Start (開始)または Process_Control (コントロール)の権限を付与します。 「プロセスを実行する」メソッドを起動するユーザに開始またはコントロールの権限がある場合、メソッドは正常に実行されます。 開始リクエスト フォーム リソース クラスでポリシーを作成するとき、指定したユーザまたはグループに StartRequestForm_Start (開始)または StartRequestForm_Dequeue (デキュー)の権限を付与します。 「開始リクエスト フォームの実行」メソッドを実行するユーザに開始またはデキューの権限がある場合、メソッドは正常に実行されます。 メソッドを起動するユーザにターゲット オブジェクトの実行権限がない場合、メソッドは失敗します。 SOAP オペレータ データセットはメソッド失敗メッセージを記録します。

カスタム CA EEM ポリシーを作成して、指定したグループによる指定したオートメーション オブジェクトへのアクセス権を付与するか拒否するかをそのポリシーに定義することができます。 例:

オブジェクト リソース クラスについてカスタム ポリシーを作成することもできます。 オブジェクトに関するポリシーは、ポリシーの適用対象となるオブジェクト タイプを指定するフィルタの役割を果たします。 フィルタを追加し、指定された属性に「オブジェクト タイプ」を、該当するオブジェクト タイプを値に指定します。 文字列演算子は「等しい」(==)です。 以下のフィルタ例では、リソースは[オブジェクト タイプ]名です。

オブジェクト タイプ「等しい」 == リソース。

以下にその他の有効な値を示します。