<AttributeList> セクションは、メトリック ファミリに対して収集する設定またはパフォーマンスのメトリックを定義します。 1 つのデバイス タイプについて多数の属性を使用できる場合でも、インフラストラクチャを監視するためにどの属性が重要かについては慎重に計画してください。 属性データに対する一般的な 3 つの用途は以下のとおりです。
各属性には以下のタグを含めることができます。
属性の一意の内部名(修飾名形式)です。
このテキストは、CA Performance Center ビューにツールヒントとして表示されます。
このタグは、属性がレポートおよび CA Performance Center ダッシュボード内でどのように識別されるかを決定します。
属性のデータ型。 よく使用されるデータ型は、Integer、Long、Double、String、または ObjectID です。
True に設定すると、Data Aggregator はポーリング サイクルごとにこのメトリック データを収集します。 False に設定すると、データはアイテムのディスカバリでのみ収集されます。
属性はスカラー データまたはテーブル データのいずれかを提供します。 以下の定義について考えてみます。
注: このタグが 1 つの属性に対して True である場合、同じ属性リスト内のすべての属性に対して True に設定される必要があります。 この場合、インデックス(ObjectID タイプ)および名前(String タイプ)属性をリストに定義する必要があります。
このタグは、属性値がデータベース テーブルに格納されることを示します。 設定メトリックの場合、このタグの値は False に設定します。
このタグは、各ポーリング値の合計を計算するか、平均を計算するかを指定します。 <Polled> と <IsDbColumn> が True に設定されている場合は、このタグが必要です。
True に設定すると、この属性に対してベースラインが計算されます。また、<BaselineList> セクションに対応するベースライン定義を追加します。
<RollupStrategy> を含めるか、または <Baseline> を True に設定した場合は、以下のタグも必要です。
この属性のベースラインを計算するかどうかを示します。 True に設定した場合、対応する BaselineList 定義が存在する必要があります。
ロールアップ中にこの属性の最大を計算するかどうかを示します。 データベース テーブルに「max_」列を作成します。
ロールアップ中にこの属性の最小を計算するかどうかを示します。 データベース テーブルに「min_」列を作成します。
ロールアップ中にこの属性の差異を計算するかどうかを示します。 データベース テーブルに「var_」列を作成します。
ロールアップ中にこの属性の標準偏差を計算するかどうかを示します。 データベース テーブルに「std_」列を作成します。
個別にポーリングされた値のロールアップ中にすべてのサイクルで実行する操作を指定します。 値は、合計または平均のいずれかを計算するために「合計」または「平均」になります。
このタグは、監視プロファイルのフィルタリングに属性を使用できることを示します。 フィルタを適用すると、このタグを持った属性はフィルタ式に使用可能になります。
注: それぞれの XML タグの詳細については、MetricFamily.xsd および Component.xsd ファイルで提供されるインライン ドキュメントを参照してください。 コード例については、ProcessInfoMFWithComponent.xml ファイルを参照してください。 このサンプル ファイルでは、プロセス メトリックを収集するためのメトリック ファミリを定義します。
Attribute List は、収集されてデータベース テーブルに格納された属性をリスト表示します。 以下の情報は、AttributeList セクションで使用されるエレメントの説明です。
DB 列に名前を付けるために使用される一意の内部名を指定します。 名前は QName 形式で指定されます。
{URI}FamilyName.AttrName
注: この名前は外部には表示されません。 ユーザ インターフェースに属性名を表示するには、AttributeDisplayName エレメントを使用します。
オペレータと管理者のインターフェースに表示される値を指定します。 AttributeDisplayName は複数の言語にローカライズできます。
ユーザ インターフェースに属性の説明を表示します。 属性名の上にマウス ポインタを置くと、説明はツールヒントでも表示されます。
この属性のデータ型を示します。 最も使用頻度の高いデータ型は、Integer、Long、Double、String、または ObjectID です。
属性がポーリングされるかどうかを示します。 False に設定すると、ディスカバリ中にのみアクセスされます。
True に設定すると、テーブルから属性を取得します。 テーブルの各行に対するコンポーネント アイテムも作成されます。
注: このプロパティを任意の属性で True に設定した場合、データベースに格納されているメトリック ファミリのすべての属性で、このプロパティを True に設定します。
データベース テーブルに値を格納します。 IsDbColumn は通常、すべてのサイクルでポーリングされ、レポートに含まれる属性に使用されます。
注: ProcessInfoMFWithComponent.xml を使用せずに、http://host:port/genericWS/metricfamilies/<name> から XML ファイルをダウンロードしてユーザのメトリック ファミリで開始する場合、非推奨の RollupExpression および Units ノードを削除します。
以下の図で、Indexes、Names、および Descriptions 属性はすべてのメトリック ファミリに存在します。

サポートされるすべてのベンダー認定は、以下のようにメトリック ファミリによって公開される URI を提供できます。
{http://im.ca.com/normalizer}Name.Indexes
{http://im.ca.com/normalizer}Name.Names
{http://im.ca.com/normalizer}Name.Descriptions
以下の図で、ほとんどの属性では値のみがデータベースに格納されます。 ベースラインの評価など、それ以上の処理は実行されません。

サポートされるベンダー認定では、以下の形式でいくつかのメトリック ファミリ公開 URI を提供する必要があります。
{http://im.ca.com/normalizer}Name.AttributeName
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