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snmpProtectedDiv 関数

この関数は、2 つの Double 値を除算し、結果を Double として返します。 被除数または除数が NULL または 0.0 である場合、戻り値は 0.0 です。 この関数を使用して、NULL または 0 での除算が行われないように式を保護します。 Data Repository には、ポーリングが失敗した場合などに NULL またはゼロ値が含まれる可能性があります。 この場合、この関数を使用して、ゼロによる除算の例外を回避します。

構文

この関数の形式は以下のとおりです。

Double snmpProtectedDiv(Double val1, Double val2)

パラメータ

val1

被除数です。 これは val2 で除算される Double 値(浮動小数点数)です。 (Double は Java のデータ型です。)

val2

除数です。 これは Double 値(浮動小数点数)です。 (Double は Java のデータ型です。)

戻り値

除算の結果として Double、被除数または除数が NULL または 0.0 の場合は 0.0 を返します(Double は Java のデータ型です)。

以下の式は、val1 が 7.2 で val2 が 2 の場合、以下のような結果になります。

式:

snmpProtectedDiv(val1, val2)

結果:

3.6

以下の式は、val1 が 7.2 で val2 が NULL または 0.0 の場合、以下のような結果になります。

結果:

0.0

高度な例

ベンダー認定から、以下の式が取得されます。

Utilization=snmpProtectedDiv((cpuStatsUser + cpuStatsSys),(cpuStatsUser + cpuStatsSys + (isdef(cpuStatsWait)?cpuStatsWait:0) + cpuStatsIdle))*100