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デバイス サポートの仕組み

Data Aggregator はメトリック ファミリおよびベンダー認定を使用して、ベンダー デバイスをサポートします。 これらのコンポーネントを組み合わせることで、Data Aggregator がデバイスの設定メトリックと運用メトリックを収集する方法が決まります。 Data Aggregator でのデバイス サポートの仕組みを理解すると、デバイスが Data Aggregator で正しくサポートされているかどうかを判断するのに役立ちます。 デバイスが正しくサポートされていない場合は、このプロセスを理解することによって、望ましい結果を得られるように設定を調整することができます。

注: 必要な場合は、メトリック ファミリ、ベンダー認定、または両方をカスタマイズして、ベンダー デバイスに対するサポートを追加できます。

Data Aggregator は以下の設定機能を使用して、デバイスをサポートします。

  1. ディスカバリ プロファイル - 環境内で Data Aggregator がどのアイテムを検出するのかを制御します。通常は、IP アドレスの範囲をベースとします。 ディスカバリ プロセスは、検索する各アイテムの「タイプ」を特定します。
  2. デバイス コレクション - インベントリを関連アイテムのグループにまとめます。 アイテム タイプおよび IP アドレスに基づいて、アイテムは自動的にデバイス コレクションに追加されます。
  3. 監視プロファイル - デバイス コレクションのポーリング レートを制御し、ポーリングするメトリック ファミリを決定します。 監視プロファイルは 1 つ以上のメトリック ファミリをポーリングすることができます。

    注: システムがポーリング トラフィックで過負荷にならないことを保証するために、監視プロファイルを使用して、さまざまなメトリック セットのポーリング レートを調整します。

  4. メトリック ファミリ - 監視プロファイルに対してどのメトリックが収集されるかを制御します。 メトリック ファミリは 1 つ以上のベンダー認定と関連付けられ、優先順にリスト表示されます。

    注: 一貫性のあるデータのレポートを保証するために、監視プロファイルでメトリック ファミリを再利用します。

  5. ベンダー認定 - ベンダー MIB の属性を、メトリック ファミリ内のメトリックにマップします。 また、アイテムから収集されたメトリックが CA Performance Center UI およびレポートで使用するためにどのようにフォーマットされるかを決定します。 アイテムに対して提供されるメトリックは、アイテムのベンダーによって変わる場合があります。 これらの値をマッピングすることにより、ベンダーに関係なく、メトリック値を一様にレポートします。 複数のベンダー認定は単一のメトリック ファミリと関連付けることができます。 そのような場合、Data Aggregator はベンダー認定のランク リストを使用してメトリック値をマップします。 Data Aggregator は、ポーリングされたアイテムと一致する、最も高い優先度のベンダー認定を使用してメトリック値を計算します。

    注: SNMP MIB などの MIB はシステムにインポートして、ベンダー認定のビルドの一部としてコンパイルすることができます。

例: ルータ デバイスのサポート

ディスカバリ プロファイルを実行すると、Data Aggregator はアイテムをルータとして検索し識別します。 ルータ管理対象アイテムは、[すべてのルータ]デバイス コレクションに自動的に追加されます。 このデバイス コレクションは、ルータ監視プロファイルに関連付けられます。これは CPU およびメモリのメトリック ファミリを使用して、デバイス上の CPU およびメモリのコンポーネントを検出します。 これらのメトリック ファミリは、これらコンポーネントのメトリック値の計算に使用するベンダー認定も決定します。 この監視プロファイルに基づいて、Data Aggregator は 5 分間隔でルータをポーリングし、これらメトリック ファミリのメトリック データを取得します。 たとえば、CPU メトリック ファミリには、CPU アイドル使用率、CPU システム使用率、および CPU Nice 使用率が含まれます。 最後に、メトリック ファミリと関連付けられるベンダー認定は、未加工のメトリック データを矛盾なく計算し、フォーマットする方法を確定します。 Data Aggregator は、ルータについて収集されたメトリック データを格納します。CA Performance Center は、このデータを UI およびレポートで使用します。