管理者は、パフォーマンス管理システムの全体的なパフォーマンスを最大化する一方で、最も重要なシステムに関する最新のデータを必要としています。 このような目標を達成する 1 つの方法は、重要なインターフェースのみを高いレートでポーリングし、通常のインターフェースは標準または低いレートでポーリングすることです。 異なるレートでポーリングを実行するには、監視プロファイルに関連付けられたインターフェース メトリック ファミリ上でフィルタを使用します。 インターフェースの高速ポーリングを必要な対象にのみ実行することで、ネットワーク システムの状態を十分に監視しつつ、余分なネットワーク トラフィックやパフォーマンス管理システムの負荷を軽減できます。
たとえば、データ センターのアクセス スイッチが、多数のアプリケーション サーバを 2 つの集約スイッチのみへ接続しています。 これらの集約スイッチをサポートするインターフェースを、より高いレートでポーリングすることにしました。 これらのリンクは、接続された他のすべてのスイッチへのネットワーク トラフィックをサポートするため、非常に重要です。 しかし、すべてのインターフェースを高いレートでポーリングすると、余分なネットワーク トラフィックが発生し、システム リソースを消費して、さらにはネットワーク パフォーマンス問題を引き起こす可能性があります。 ネットワーク運用チームおよびエンジニアリング チームと共に検討した結果、配置されたサーバ間を接続するインターフェースについては、通常のポーリング レートで十分であるという結論になりました。 別のポーリング レートを適用するには、インターフェースに 2 つの監視プロファイルを実装します。
注: 監視プロファイルに適用されるイベント ルールがイベントをトリガした場合、メトリック ファミリで設定したフィルタは無視されます。
以下の図では、監視プロファイルを設定してさまざまなレートでインターフェースをポーリングする方法について説明します。

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手順 |
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注: 監視プロファイルがデバイス コレクションおよびメトリック ファミリとどのように連携して動作するかの詳細については、「Data Aggregator 概要ガイド」を参照してください。
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