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デバイス タイプの変更

Data Aggregator は、デバイス サービス情報に基づいて、管理可能デバイスをルータ、スイッチおよびサーバ タイプとして自動的に分類できます。 管理可能デバイスが、ルータ、スイッチ、またはサーバとして識別されない場合、「デバイス」デバイス タイプとして分類されます。

一部の SNMP 管理可能デバイスのタイプが予定通りに識別されなかった場合、デバイス タイプを上書きできます。 デバイスの sysObjectID MIB 値を、明示的に Data Aggregator に付属している$KARAF_HOME/custom/devicetypes/DeviceTypes.xml ファイル内の正しいデバイス タイプにマップします。

注: DeviceTypes.xml ファイルには新しいデバイス タイプを追加できません。

DeviceTypes.xml ファイルには、sysObjectID を適切なデバイス タイプにマップするためのテンプレートが含まれます。 デフォルトでは、ファイルには sysObjectID からタイプへのマッピング エントリは含まれていません。 特定の sysObjectID を持つデバイス タイプを分類する場合は、テンプレートを変更して、ファイルに sysObjectID からタイプへのエントリを追加できます。 sysObjectID を追加する前に、sysObjectID を追加するセクションのコメントを解除します。

注: DeviceTypes.xml ファイルの更新は、適用されるまで最大 1 分間かかる場合があります。

デバイスは複数のデバイス タイプに分類できます。 ただし、デバイスというタイプは、ほかのデバイス タイプとは相互に排他的です。 たとえば、ルータ、スイッチ、サーバのデバイス タイプのうちの 1 つ以上に sysObjectID を追加し、また「デバイス」デバイス タイプにも sysObjectID を追加する場合、「デバイス」デバイス タイプはドロップされ、認識されません。

注: Data Aggregator をアップグレードした場合、DeviceTypes.xml ファイルは保持されません。 ただし、アップグレード以前に追加された設定は保持されます

例: その他のデバイス タイプにデバイスの sysObjectID をマップする

以下の手順に従います。

  1. $KARAF_HOME/custom/devicetypes/DeviceTypes.xml ファイルを開きます。
  2. 以下の情報を入力します。
    <DeviceType>
        <Routers>
         <sysObjectID>1.3.6.5.1.34</sysObjectID>
        </Routers>
    
        <Switches>
          <sysObjectID>1.3.6.5.5.3</sysObjectID>
          <sysObjectID>1.3.6.5.1.34</sysObjectID>
         </Switches>
    
        <Servers>
          <sysObjectID>1.3.6.5.567.1</sysObjectID>
        </Servers>
    
        <Device>
          <sysObjectID>1.3.6.5.49.1</sysObjectID>
        </Device>
    <DeviceType>
    
  3. デバイスが含まれるディスカバリ プロファイルでディスカバリを実行します。

    注: ディスカバリを再実行するまでは、DeviceTypes.xml ファイルに行った変更は、既存のデバイスに対して有効になりません。

    ディスカバリを実行すると、以下の結果が得られます。