使用率のほかに、データ ソースは、メモリ キャパシティに関する情報と使用率を CA Performance Center へ送信します。 メモリ使用率のメトリックは、あるタイミングにおいて使用されている、利用可能なパーセンテージから導出された平均の使用率統計で、レポート間隔に関して平均されています。
メモリ使用率が高いと、プロセスが仮想メモリに対して命令セットをページ インおよびページ アウトしている場合があります。 このようなページング処理では、メモリの読み込み時間が遅くなり、ページング プロセスを管理するために CPU への割り込みが必要になることがあります。 その結果、関連するアプリケーション プロセスのパフォーマンスが低下します。
また、長期にわたってメモリの使用率が一定して増加すると、「メモリ リーク」の状況を示す場合があります。 このような状況は、プロセスが開始されたときに、プロセスによってメモリが割り当てられ、プロセスが終了したときにメモリが解放されていない場合に発生します。 メモリ リークによって、デバイスのパフォーマンスはしだいに低下します。 一般的には、メモリが使用できなくなったときにデバイスは応答しなくなります。
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