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マルチテナンシーのデータ ソース サポート

CA Performance Center でのマルチテナント監視のサポートは、登録済みのデータ ソースによって制限を受けます。 Data Aggregator データ ソースでは、マルチテナンシーおよび IP ドメイン監視が完全に実装されていますが、以下のデータ ソースではサポートに制限があります。

以下の表に、マルチテナント展開機能のデータ ソース サポートについて要約します。

データ ソース

サポートされている機能

注:

Data Aggregator

すべて:

  • IP ドメイン
  • デフォルトのテナント設定(テナント グループや SNMP プロファイルなど)
  • 管理対象アイテムのデフォルト テナント所有権
  • 管理対象アイテムのカスタム テナント設定および所有権

すべてのマルチテナンシー機能のフルサポート

CA Network Flow Analysis

すべて

テナントと IP ドメインを各 Harvester およびルータを割り当てます。 テナント割り当ては、使用可能な設定アイテムを確定します(テナント SNMP プロファイルなど)。

展開に関するその他の考慮事項」にいくつかの制限事項が記載されています。

CA Application Delivery Analysis

  • IP ドメイン
  • カスタム テナント設定

データ ソース インターフェース内のデータを分離しません。

CA Spectrum

すべて ただし、テナンシーは CA Performance Center インターフェースのみで表示され、OneClick には表示されません。

OneClick は CA Performance Center から IP ドメインを受信します。 IP ドメイン内のモデルは、CA Performance Center と同期されます(したがって、カスタム テナントに関連付けられます)。

CA Unified Communications Monitor

すべて

場所は、サブネットによって IP ドメインに自動的に関連付けられます。

CA eHealth; CA Application Performance Management

なし。

これらのデータ ソースからのアイテムはすべてデフォルト テナントおよびデフォルト IP ドメインに関連付けられます。 これらのデータ ソースからのアイテムをサービス プロバイダ グループに追加して、それらへのテナント アクセス権を付与します。

注:

CA Application Delivery Analysis では、テナントの概念を使用せずに IP ドメインを監視します。 そのため、CA Performance Center は、デフォルト テナント内の CA Application Delivery Analysis からすべてのアイテムを受信します。 ただし、CA Application Delivery Analysis では IP ドメインをサポートしています。 CA Performance Center は、IP ドメインに基づいて、これらのアイテムをテナントに関連付けることができます。 一部の管理対象アイテムは、デフォルト テナントとカスタム テナントの間で重複していることに注意してください。

CA Spectrum r9.3 以降では、カスタム IP ドメインをサポートしています。 CA Spectrum デバイスは、カスタム IP ドメイン、またはデフォルト IP ドメインのいずれかに配置できます。 テナントは、CA Spectrum OneClick には表示されません。 ただし、CA Performance Center のテナントは、IP ドメインに基づいて CA Spectrum デバイスを関連付けています。 グローバル管理者は、これらのアイテムを[サービス プロバイダ アイテム]グループに配置することで、テナント ユーザの監視対象に含めることもできます。 詳細については、「CA Spectrum-CA Performance Center Integration Guide」を参照してください。