AOF ルールを記述する際、CA MIC インポート メッセージには以下の特性があることに注意する必要があります。
システム上でどの CA MIC メッセージ編集パラメータ値が有効になっているかに関係なく、CA MIC は上記の基準を使用してインポートされたメッセージを CA OPS/MVS に渡します。 つまり、CA MIC MIMINIT EDITMESSAGE、SYSNAME、SYSTYPE、および JOBID パラメータに基づいて指定されたシステム上で実行された CA MIC メッセージ編集とは関係なく、CA MIC は継続的に元のメッセージ データを CA OPS/MVS に渡します。
インポートされたメッセージをローカル CA MIC サブシステムがローカル CA OPS/MVS サブシステムに送信する際、AOF ルールが MSG.SYNA または MSG.REISSUE 環境変数、あるいはその両方を照会し、メッセージの発信元であるシステムを識別することが重要です。 そうでない場合、これらのルールは CA MIC のインポート済みメッセージがローカル システムからのものであると誤認し、予期できない、または誤ったアクションの原因となります。
以下のサンプル AOF MSG ルールを使用すると、インポートされた CA MIC メッセージを OPSLOG 内で容易に識別できます。 USER カラムで MIC の値によりフィルタリングを行うと、表示を CA MIC インポート済みメッセージに限定します。 また、COLOR カラムでフィルタリングを行うことにより、特定のシステムからインポートされたメッセージに表示を限定することもできます。
注: このロジックは、システム XE13、XE12、および XE07 からインポートされたすべてのメッセージを色付けします。 CA MIC インポート済みメッセージに色付けのみを行いたい場合は、MSG.MIC = 1 を条件とするステートメントを選択する必要があります。 このルールを適用する場合、ルールのロジックを既存の MSG * ルールに組み入れることをお勧めします。
)MSG *
)PROC
if MSG.MIC = 1 then
MSG.USER = "MIC"
select
when MSG.SYNA = "XE13" then
MSG.COLOR = OPSCOLOR("TURQ")
when MSG.SYNA = "XE12" then
MSG.COLOR = OPSCOLOR("YELLOW")
when MSG.SYNA = "XE07" then
MSG.COLOR = OPSCOLOR("PINK")
otherwise
nop
end
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