CAICCI を使用する際、リモート システムを定義するための ADDRESS OPSCTL MSF DEFINE コマンド指定に特別なルールがあります。 APPLID キーワード値には、リモート システムの CAICCI システム識別子(sysid)を指定する必要があります。
たとえば、リモート システムの sysid が、OPSS0B の MSF ID を持つシステム上で CCI0B の場合、 ADDRESS OPSCTL MSF DEFINE コマンドは以下のとおりです。
ADDRESS OPSCTL "MSF DEFINE MSFID(OPSS0B) APPLID(CCI0B) CCI"
システム B 上にある CAICCI の sysid が識別されます。
MSF は、指定した値が有効であることを確認します。
注: ADDRESS OPSCTL MSF DEFINE コマンドでは、キーワード CCI はリモート システムにのみ使用できます。
以下の例では、MSF 接続を定義する複数のシナリオを説明します。
例 1: CCI をローカル システムとして定義する
この例では、CCI キーワードは使用されません。 APPLID キーワードを使ってローカル システム ID を CAICCI に指定します。
ADDRESS OPSCTL "MSF DEFINE MSFID(OPSS0A) APPLID(CCI0A)"
例 2: VTAM および CCI を同時に使用する
ADDRESS OPSCTL "MSF DEFINE MSFID(OPSS0A) APPLID(OPSAPLID)"
ADDRESS OPSCTL "MSF DEFINE MSFID(OPSS0BVT) APPLID(OP2APLID) APPC"
ADDRESS OPSCTL "MSF DEFINE MSFID(OPSS0B) APPLID(CCI0B) CCI"
例 3: CCI のみを使用する
ADDRESS OPSCTL "MSF DEFINE MSFID(OPSS0A) APPLID(CCI0A)"
ADDRESS OPSCTL "MSF DEFINE MSFID(OPSS0B) APPLID(CCI0B) CCI"
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