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CA 7 ブラウズ ログへのアクセス

CA 7 WA ブラウズ ログにアクセスするには、ENF データベースにデータ コントロール モジュール(DCM)を追加する必要があります。

CA 7 WA ブラウズ ログにアクセスする方法

  1. CA 7 WA リリース 3.3 以降をインストールします。
  2. CA OPS/MVS INITCA7 パラメータを、OPSSPA00 メンバ内で YES に設定します。 CA OPS/MVS に ENF 関連のトレース メッセージを生成させたい場合は、CA OPS/MVS DEBUGENF パラメータも YES に設定する必要があります。 さらに、CA 7 WA が作成するブラウズ メッセージの量によっては、CAIENFMAX パラメータおよび CAIENFRATE パラメータのデフォルト値を調整する必要もあります。 これらのパラメータの詳細については、「Parameter Reference 」を参照してください。
  3. DCM を ENF に追加します。 SAMPJCL に L232DCM1 ジョブが含まれているかどうか、CA 7 WA テクニカル サポートに確認してください。

    このジョブは CA 7 WA ブラウズ イベントをインストールします。 すべてのインストール済み DCM をリストする ENF EVENT コマンドにより、以下のように表示されるはずです。

    DCM module name: CAL2DCM1 Description: CA 7 BROWSE EVENT Installed
     date: 01.010 time: 11:25:20
    

ハードウェア サービス(HWS)の設定

CA OPS/MVS ハードウェア サービス(HWS)をアクティブにするには、必要に応じて初期化パラメータを設定する必要があります。 また、HWS はハードウェア インターフェース サービスに接続するので、CA OPS/MVS を実行しているシステムでハードウェア インターフェース サービスが使用可能である必要があります。

HWS パラメータ

HWS をアクティブにするには、INITHWS パラメータを YES に設定する必要があります。

OPSPRM('SET','INITHWS','YES')

INITHWS を YES に設定すると、一般的な CA OPS/MVS ハードウェア サービス コンポーネントがアクティブになります。 ハードウェア イベント通知をアクティブにするには、パラメータ HWSRULES も YES に設定する必要があります。

OPSPRM('SET','HWSRULES','YES')

HWSRULES が YES に設定されている場合、HWS は、API ルールで自動化可能な API イベントの形式で、ハードウェア イベント通知を提供します。

HWS は、初期化パラメータを使用して、いつでもアクティブまたは非アクティブにできます。

ハードウェア イベント タイプおよび関連する変数(HWS イベント通知で使用できます)の詳細については、「CA OPS/MVS AOF Rules User Guide」の「Hardware Event API Rules」を参照してください。

注: CA OPS/MVS を初期化した後に INITHWS の値を NO から YES に変更した場合、変更後の値を有効にするには、z/OS コマンド MODIFY OPSS,RESTART(HWS) を発行する必要があります(OPSS は CA OPS/MVS のサブシステムの名前)。

INITHWS パラメータと HWSRULES パラメータの詳細については、「CA OPS/MVS Parameter Reference Guide」の「Hardware Services (HWS)」を参照してください。

ハードウェア イベントは OPS API イベントとして提供されるので、ハードウェア イベントを受信するには、OPS API インターフェースもアクティブにする必要があります。 OPS API インターフェースをアクティブにするには、OPS APIACTIVE パラメータを YES に設定します。

OPSPRM('SET','APIACTIVE','YES')

APIACTIVE パラメータの詳細については、「CA OPS/MVS Parameter Reference Guide」の「Application Programming Interface Parameters」を参照してください。

API ルールのコーディングに関する一般的な情報およびハードウェア イベント API ルールのコーディングに固有の情報については、「CA OPS/MVS AOF Rules User Guide」の「Generic Event Application Program Interface」を参照してください。

CA OPS/MVS で HWS 関連のトレース メッセージを生成させるには、DEBUGHWS パラメータを ON に設定します。

OPSPRM('SET','DEBUGHWS','ON')

ハードウェア インターフェース サービスの設定

HWS は、ハードウェア インターフェース サービスを利用します。 ハードウェア インターフェース サービスは、CA Technologies 製品がハードウェア機能にアクセスする際の共通インターフェース API を提供します。 CA OPS/MVS は、ハードウェア インターフェース サービスに接続して、 HWS 機能を実行します。 したがって、HWS でハードウェア イベント通知などのサービスを提供するには、CA OPS/MVS を実行しているシステムで、ハードウェア インターフェース サービスを設定し、開始する必要があります。

ハードウェア インターフェース サービスのインストールおよび設定

ハードウェア インターフェース サービスのインストール、設定、および操作については、「Hardware Interface Service Component Guide」を参照してください。