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EPI コンポーネント用の VTAM 端末の作成

EPI コンポーネントを使用すると、LU2 のアクセス機能を持つすべての VTAM アプリケーションに対して、スクリーン スクレイプの自動化スクリプトを作成できます。 このコンポーネントの設定は、作成する自動化アプリケーションによって決定されます。 CA OPS/MVS の EPI コンポーネントが必要な場合には、VTAM 設定に対して以下のカスタマイズを実行してください。

EPI コンポーネント用の VTAM 端末を作成する方法

  1. SYS1.VTAMLST にアプリケーションの定義を追加して、VTAM に対する EPI 仮想端末を定義します。 EPI では、実際の 3270 端末をエミュレートするために 1 つ以上の VTAM アプリケーション定義が利用可能である必要があります。
  2. SYS1.VTAMLST に新しいメンバを作成するには、以下のステートメントを使用します。 各端末に対して 1 つの APPL ステートメントを指定します。
    majname   VBUILD  TYPE=APPL
    xxxxnnnn  APPL    EAS=1,
                         PARSESS=NO,
                         MODETAB=modetab,
                         DLOGMOD=logmode,
                         PRTCT=vtampswd
    xxxxnnnn  APPL    ...
              .
              .
              .
    

    このステートメントで DLOGMOD オプションには、この端末が外部製品にログオンするときに使用される logmode テーブル エントリの名前が指定されます。 構造化フィールドをサポートしていない、実際の 3278 モデル 2、3、または 4 タイプの端末に対して使用する名前を使用します。 logmode はクエリ ビットをオンにしません。 EPI DEFINE コマンドまたは CHANGE コマンドを発行するときに LOGMODE キーワードを指定すると、EPI はこの名前を上書きできます。 EPI DEFINE コマンドまたは CHANGE コマンドを発行するときに LOGMODE キーワードを指定すると、EPI はこの名前を上書きできます。

    上記の APPL ステートメントにおける他のオプションの有効値の詳細については、VTAM のドキュメントを参照してください。

  3. EPI が仮想端末を有効化しようとするときに、VTAM で EPI VTAM APPLID をアクティブにします。 通常は、VTAM の起動時に APPLID をアクティブにします。 VTAM が完全にアクティブになってから APPLID をアクティブにする場合は、EPI 仮想端末定義をアクティブにするときに以下の VTAM オペレータ コマンドを使用することができます。
    VARY NET,ACT,ID=majnode
    
    majnode

    EPI APPL ステートメントが格納されている SYS1.VTAMLST のメンバ名を指定します。

    CA OPS/MVS AOF コンポーネントを使用して、VTAM の初期化の最後にこのコマンドを発行することも、OPSVIEW を使用して発行することもできます。