USS サーバ コマンドで、コマンドが見つからないことを示すリターン コードを受け取った場合は、コマンドのパス指定および PATH 変数の値をチェックします。 USS コマンド echo $VNAME を使用して、特定の環境変数の値を表示することができます。 また、TSO ISHELL コマンドを使用して、互換モード構造の HFS または zFS を簡単に参照して、予想されるディレクトリにコマンドが存在することを確認することができます。
すべてのUSS サーバ ダイレクト API CCS for z/OS コマンドが異常終了した場合は、ENVFILE に定義されている LIBPATH 環境変数の値をチェックし、LIBPATH で指定されているディレクトリ パスのどこかにファイル TNEMEVT2 が存在することを確認します。 ディレクトリ名の値が含まれている、CA の他の変数値をチェックして、同様に確認します。 USS ファイル名は、大文字と小文字が区別されます。
SUB=MSTR を使用して USS サーバが開始されており、システムの起動後、完全には初期化できなかった場合は、システム パラメータ ライブラリの COMMNDxx メンバの EZAZSSI に対する開始コマンドを変更して、EZAZSSI SUB=MSTR も開始するようにします。 初期化されなかったすべての USS サーバを、キャンセル、または(キャンセルできなかった場合は)強制終了します。
USS のプロセス監視コンポーネントは、BPX_POSPROC_INIT、BPX_IMAGE_INIT、および BPX_PREPROC_TERM という名前の exit において、OPUSPREX モジュールを動的なシステム exit としてインストールします。
これらの exit で exit モジュールを表示および管理するには、z/OS コマンド D PROG,EXIT,… および SETPROG EXIT,… を使用します。 動的な exit は、初期化時に OMVS カーネルによって作成されるので、CA OPS/MVS の開始時には存在していない可能性があります。 製品の動的な exit インストール モジュールは、OMVS が exit を定義するまでサブタスク内で待機しています。 該当する exit 名が見つかったときに、exit モジュールがインストールされます。
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