このセクションでは、CA NSM SSM CA OPS/MVS Option 製品に対する CA OPS/MVS のカスタマイズについて説明します。 CA NSM SSM CA OPS/MVS Option 製品をインストールする前に、CA OPS/MVS をインストールしてカスタマイズしておくことをお勧めします。 CA OPS/MVS でサポートされているすべてのリリースで、CA OPS/MVS と CA NSM SSM CA OPS/MVS Option 間の通信方法として Agent Technology エージェントを使用することができます。
Agent Technology エージェントを使用する方法
設定のステートメントには、使用する SNMP コミュニティ名、CA OPS/MVS の IP アドレスまたはホスト名、およびエージェントから SNMP トラップを受信する CA NSM SSM CA OPS/MVS Option のワークステーションも含まれています。
#CONFIGSET stateman:OPSCNFG
ここで、CAUINCONFIGSET パラメータは、CA OPS/MVS の初期化 REXX EXEC(通常は OPSSPA00)で、次のように設定されます。
OPSPRM('SET', 'CAUNICONFIGSET',"OPSCNFG")
デフォルト値: 0(接続を試行しない)
推奨値: 2
デフォルト値: NO
推奨値: YES
デフォルト値: AWS
推奨値: AWS
重要: CA-OPS/MVS のテクニカル サポートに指示されない限り、このパラメータはデフォルト値以外の値に設定しないでください。
注: CA NSM のセキュリティまたは Windows のセキュリティを使用して、ユーザによる設定要求の使用を、さらにフィルタリングすることができます。
デフォルト: ユーザ ステータスの定義なし。
注: CA OPS/MVS のメイン アドレス空間は、通信の相手先となる正しい TCP/IP スターティッド タスクを判断するために、TCP/IP データ セット(hlq.TCPIP.DATA)への読み込みアクセス権を持っていなければなりません。 CA OPS/MVS の初期化時に実行される OPSSPA00 REXX プログラムの中で、または OPSMAIN で開始したプロシージャ内の JCL ステートメントを介して 、システムにより明示的に データ セットが ddname SYSTCPD に自動で割り当てられる必要があります。 Agent Technology のインストールを担当しているシステム プログラマに連絡して、Agent Technology が通信に使う TCP/IP が使用する正しいデータ セット名を調べてください。 以下に例を示します。
ADDRESS TSO "ALLOCATE FI(SYSTCPD) DSN('hlq.TCPIP.DATA') SHR"
TCP/IP クライアント データ セットの要件の詳細については、IBM のドキュメントを参照してください。
詳細については、「CA Network and Systems Management Systems Status Manager CA OPS/MVS Option User Guide」を参照してください。
これらの新しい列を System State Manager のディレクトリ テーブル、およびすべてのリソース テーブルへ挿入します。 CA OPS/MVS の SAMPLES ライブラリ内の OPTNGCOL メンバには、この処理に役立つ OPS/REXX プログラムが収められています。
OPTNGCOL REXX EXEC の引数は次のとおりです。
SUBSYS
CA OPS/MVS サブシステムの名前(通常は OPSS)。
ACTIVATE
現在管理対象になっている System State Manager テーブルのリスト。これらのテーブルでは、TNGNOTIFY 列の値は ALWAYS に設定されています。 現在管理されている System State Manager テーブルが ACTIVATE 引数に示されていない場合は、TNGNOTIFY 列を追加すると、値が NEVER になります。
注: TNGNOTIFY 列が追加されると、RESOURCE_TEXT 列が追加されます。
RESTABLE
TNGNOTIFY 列および RESOURCE_TEXT 列を追加し、TNGNOTIFY の値を NEVER に設定するためのテーブル名のリスト。 ACTIVATE 引数が NULL の場合は、この引数は、デフォルト値の ALL になります。 RESTABLE(ALL) は、現在監視されているすべての System State Manager テーブルに、TNGNOTIFY 列および RESOURCE_TEXT 列が追加されることを意味します。
プログラムの例を以下に示します。
OX 'OPSDIST.SAMPLES(OPTNGCOL)' SUBSYS(OPSS) ACTIVATE(SSMQA1)
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