前のトピック: IMS Type-2 メッセージに関する考慮事項

次のトピック: CA NSM SSM CA-OPS/MVS オプションのカスタマイズ

CICS/TS に対する XTDOUT COF インターフェースのインストール

CICS/TS インターフェースに関連する事項を以下に示します。

XTDOUT COF インターフェースをインストールする方法

  1. SYS1.OPS.CCLXLOAD から、ロード モジュール OPCITDCN を CICS DFHRPL 連結内のライブラリへコピーします。

    モジュールは、AMODE=31 および RMODE=ANY にリンクされます。

  2. CICS RDO 機能を使用して、CICS にトランザクションおよびプログラムを定義します。
    DEFINE GROUP(OPXTDOUT) PROGRAM(OPCITDCN)
       DATALOCATION(ANY) EXECKEY(CICS)
       LANGUAGE(ASSEMBLER) RESIDENT(YES)
       DESCRIPTION(OPS/MVS XTDOUT GLOBAL EXIT)
    DEFINE GROUP(OPXTDOUT) TRANSID(OPTD) PROGRAM(OPCITDCN)
       TASKDATAKEY(CICS) TASKDATALOC(ANY)
       DESCRIPTION(OPS/MVS XTDOUT EXIT CONTROL)
    INSTALL GROUP(OPXTDOUT)
    ADD GROUP(OPXTDOUT) LIST(DFHLIST)
    

    XTDOUT EXIT コードは OPCITDCN プログラムに含まれ、OPCITDEX という名前でこのモジュールでエントリ ポイント アドレスとして有効になります。EXIT プログラムは CICS に定義される必要はありません。

  3. CICS 端末から OPTD を呼び出すか、または z/OS コンソールから MODIFY コマンドを使用して、XTDOUT exit を使用できるようにします。 必要なときに、CICS の初期化で自動的に exit を有効にするために、CICS PLTPI のステージ 3 に OPCITDCN を追加することができます。
  4. INITCOF パラメータおよび CICSAOF パラメータを YES に設定して、CICS メッセージの AOF 処理をアクティブ化し、デフォルトの一時データ キュー名のリストを少なくとも 1 つ定義します。
    X = OPSPRM('SET','INITCOF','YES')
    X = OPSPRM('SET','CICSAOF','YES')
    ADDRESS OPSCTL "COF DEFINE JOBNAME(DEFAULT)",
         "DESTIDS(CSMT,CSSL,CADL,...)"
    

    これで、CICS/TS に対して XTDOUT COF インターフェースがインストールされました。

AOF ルールによって一時データのキューメッセージの抑制を可能にする詳細については、「Parameter Reference」の CICSDELETE パラメータの説明を参照してください。

OPTD トランザクションを使用し、次のように 1 文字のコマンドで OPTD を呼び出して、任意のタイミングで exit を無効、および再有効化することができます。