IOF は、複雑化の要因に対応するために以下のルールを使用します。
IMS は TYPE 1 exit と TYPE 2 exit の組み合わせを持つ場合があるため、以下のガイドラインに従います。 TYPE 2 exit は、TYPE 1 exit の呼び出しを完全に制御していることに注意してください。
ユーザまたは OEM TYPE 1 exit が呼び出されると、OPSMAIN が実行されていない場合でも、提供される OPSAOE00 アセンブラ ソース コードにマイナーな変更が必要となります。 この変更を行うための手順がソース コードに含まれています。 IMS RESLIB にプログラムをアセンブルおよびリンク エディットする前に、この変更を加えてください。
要約すると、TM 環境に TYPE 1 exit と TYPE 2 exit のどちらもインストールされていない場合、IOF には独自の TYPE 2 exit をインストールする必要があります。 CA OPS/MVS で指定された TYPE 2 exit、OPS.CCLXASM 内の OPSAOE00 がアセンブル、リンク、およびインストールされる必要があります。 これらの exit のうちどちらかがあれば、IOF によって独自の AOI exit または OEM AOI exit の使用が妨げられることはありません(以下の制限事項を参照)。
IOF TYPE 1 exit には制限事項が 1 つあります。 IOF は IMS UEHB(ユーザ Exit ヘッダ ブロック)制御ブロック内にある UEHURSVD フィールドの末尾 4 バイトを使用します。 そのため、ご使用のサイトの AOI exit がこの領域を使わないようにする必要があります。 IMS で送付されるサンプル AOI exit はこの領域を使用しません。
IOF TYPE 2 exit には、IMS によって指定された AOE0WRKA AOI exit 作業領域に関する制限があります。 IOF は 256 バイトの作業領域のうち、先頭の 72 バイトと末尾 20 バイトを使用します。 独自に作成した TYPE 2 EXIT 内でこれらの領域を変更した場合、IOF がその領域と重なって独自の exit にエラーが発生する原因となる可能性があります。 IOF TYPE 2 exit は、ユーザ独自の TYPE 2 exit または OEM TYPE 2 exit よりも必ず先に制御を行います。 AOE0WRKA の作業領域については、「IMS Customization Guide」を参照してください。
IOF 用の CA OPS/MVS フックは、ユーザ/OEM TYPE 1 exit またはユーザ/OEM TYPE 2 exit による IMS メッセージの抑制や削除を許可しません。 IMS メッセージの抑制、削除、またはその両方は、CA OPS/MVS メッセージ ルール内で実行される必要があります。
独自の TYPE 1 exit があり、<CA OPS/MVS によって指定された TYPE 2 exit、OPSAOE00 をインストールする必要がある場合、CA OPS/MVS が操作可能で INITIMS パラメータもオンになっているとき以外、IMS RESLIB より先にインストールしないでください。 そうしないと、ユーザ TYPE 1 exit が呼び出されない原因となります。
制限事項に抵触する場合は、テクニカル サポート(http://ca.com/support)にお問い合わせください。
詳細については、「IMS Customization Guide」および「IMS Application Programming: Transaction Manager」を参照してください。
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