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OPSLOG およびチェックポイント VSAM 線形データ セットの定義

CA OPS/MVS OPSLOG コンポーネントおよびグローバル変数のチェックポイント機能では、一意の VSAM 線形データ セットの割り当てが必要です。VSAM 線形データ セットは、DIV(仮想域内データ)または DIV データ セットともいいます。 CA OPS/MVS を初めて使用する場合は、以下の手順に従ってください。

OPSLOG およびチェックポイント VSAM 線形データ セットを定義する方法

  1. 詳細なコメントを確認してから、展開済みのランタイム hlq.CCLXCNTL データ セットのメンバ DEFDIV をカスタマイズします。 このメンバには IDCAMS DEFINE コマンドが含まれています。このコマンドは、プライマリ OPSLOG DIV データ セット、オプションとしてセカンダリまたはバックアップの OPSLOG DIV データ セット、およびグローバル変数のチェックポイント機能で使用する SYSCHK1 DIV データ セットを作成するのに必要です。

    注: DIV データ セットの配置は、「DIV データ セットの配置方法」に記述されている情報を基に決定する必要があります。

    CA OPS/MVS を複数のシステムにインストールしている場合は、サンプル JCL に示されているように、システムの SMFID またはシステム名のいずれかをデータ セット名に組み込みます。 これにより、共通の CA-OPS/MVS 起動メンバを共有することができます。 詳細については、この章の「起動プロシージャの更新」を参照してください。

    DEFDIV メンバが更新されます。

  2. 更新済みの DEFDIV メンバを、バッチ ジョブ内の SYSIN ステートメントとして使用するか、または TSO で REXX プログラムとして実行します。 TSO で DEFDIV を実行するには、ISPF のオプション 6 または TSO コマンド プロンプトから以下のように入力します。
    EXEC 'hlq.CCLXCNTL (DEFDIV)'
    
  3. DFSMS を使用していない場合は、マスタ カタログでこれらのデータ セットを定義して、マスタ サブシステムで CA OPS/MVS を起動できるようにします。
  4. この章の「OPSSPA00 REXX プログラムのカスタマイズ」の手順を実行するときに参照する必要があるので、OPSLOG および SYSCHK1 のデータ セットに対して作成した名前をメモしておきます。

    OPSLOG およびチェックポイント VSAM 線形データ セットが定義されます。