このセクションでは、前提条件テストによって発見される問題のトラブルシューティングについて説明します。 前提条件テストでは、警告または失敗通知が生成される場合があります。 警告を受信した場合、問題はすぐに修正するか、またはインストールまたはアップグレード ソフトウェアの実行後に修正できます。 失敗は、続行する前に修正する必要があります。 以下のトラブルシューティングのトピックのほとんどは、前提条件テストの失敗に関するトピックです。
注: 前提条件テストの多くは、一般的なインジケータに基づいて問題領域を識別します。 前提条件テストに合格した場合でも、すべてが適切に設定されていることが保証されるわけではありません。 すべてのサーバ要件を満たし、必要なソフトウェアのサポートされているバージョンがインストールされていることを確認し、すべての設定タスクを完了することが重要です。
実行される前提条件テストは以下のとおりです。
テスト |
説明 |
警告またはアップグレード/インストール失敗 |
サーバ |
---|---|---|---|
ブラウザ |
ブラウザ用のレジストリを確認します。 サポートされているブラウザ バージョンがインストールされていることを検証します。 |
警告 |
スタンドアロン |
CA Network Flow Analysis (無効なバージョン) |
アップグレードがサポートされている CA Network Flow Analysis バージョンがサーバに存在することを検証します。 |
失敗 |
すべてのサーバ |
ConsoleTool |
アップグレードの Harvester フェーズを開始する前に ConsoleToolが正常に実行されたことを検証します。 |
失敗 |
スタンドアロン |
DEP |
winmgt サービスが実行中であることを確認します。 このガイドの説明に従って DEP を設定します。 |
警告 |
スタンドアロン |
FIPS アルゴリズム ポリシー |
FIPS アルゴリズム ポリシーが有効になっていないことを確認します。 |
自動修正または失敗の確認 |
スタンドアロン |
Flash Player |
レジストリに Adobe Flash Player の任意のバージョンが指定されていることを確認します。 |
警告 |
スタンドアロン |
IIS のインストール |
wcsvc サービスが実行中であることを確認します。 このガイドの説明に従って IIS をインストールおよび設定します。 |
警告 |
スタンドアロン |
IIS バージョン |
レジストリに IIS バージョン 7.0 が指定されていることを確認します。 |
警告 |
スタンドアロン |
Java バージョン |
Java Runtime Engine のサポートされているバージョンがインストールされているかどうかを確認します。 |
失敗 |
すべてのサーバ |
.NET 3.5 バージョン |
.NET バージョン 3.5 SP1 をチェックします。 .NET バージョン 3.5 が見つかった場合、SP1 をオンにします。 |
失敗 |
スタンドアロン |
.NET 4.0 バージョン |
.NET バージョン 4.0 がインストールされていないことを確認します。 |
失敗 |
スタンドアロン |
サービス制御コマンド |
Windows System32 ディレクトリに sc.exe ファイルが含まれていることを確認します。 |
失敗 |
スタンドアロン |
SNMP |
SNMP サービスが実行されており、プロセス ID が存在することを確認します。 Windows サーバおよび Linux サーバ上の SNMP を設定します。 |
警告 |
スタンドアロン |
Windows 2003 の検出 |
サーバが Windows Server 2003 ではなく Windows Server 2008 を実行していることを確認します。 |
失敗 |
スタンドアロン |
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