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CA Mediation Manager のインストール

ここでは、CA Mediation Manager アプリケーションを Windows または UNIX システムにインストールする手順について説明します。

次の手順に従ってください:

  1. オペレーティング システムに基づいて対応するコマンドで CA Mediation Manager のインストールを開始します。
  2. [Welcome]ダイアログ ボックスで[Next]をクリックします。
  3. 重要な情報を読み、[Next]をクリックします。
  4. 使用許諾契約を確認して[Next]をクリックします。
  5. CA Mediation Manager ソフトウェアをインストールするターゲット パスを指定します。 ほかに、[Choose]をクリックしてインストール場所を参照する方法もあります。

    注: Windows システムにインストールする場合、デフォルト インストール ディレクトリは以下のとおりです。

    C:¥Program Files¥CA¥CAMM
    

    注: Unix システム(Linux または Solaris)にインストールする場合、デフォルト インストール ディレクトリは /opt/CA/CAMM です。

  6. 新規インストールの場合は[Typical]、既存のインストールをアップグレードする場合は[Upgrade]を選択します。
  7. 1 つ以上の必要なインストール パッケージを選択します。
  8. 以下の CA Mediation Manager 基本パラメータを設定します。
    User ID

    CA Mediation Manager のインストール用の Generic Executor のユーザ ID を指定します。 ユーザ ID は CAMM_USER で、デフォルトで現在のユーザ ID になります。

    注: CA Mediation Manager をインストールするシステムに存在する、有効なユーザ ID を入力してください。 有効なユーザ ID を指定しないと、エラーが発生し、インストールは失敗します。

    Port

    Generic Executor がリスンするポートを指定します。

    デフォルト: TCP ポート 29560

  9. (オプション)プライマリ MultiController の以下のパラメータを設定します。

    注: このインストールが最初のインストールである場合は、プライマリ MultiController を設定します。 後のダイアログ ボックスでセカンダリ MultiController を設定できます。

    MC IP Address

    この MultiController の IP アドレスを指定します。

    MC Port

    MultiController が動作するポートを指定します。

    デフォルト: 29599

    MC Type

    この MultiController がプライマリかセカンダリかを指定します。

    Failover Threshold

    秒単位で、ハートビート メッセージを受信しない経過時間を指定し、LocalController の障害を通知します。 このしきい値に達すると、MultiController はスタンバイ LocalController をアクティブにします。

    Will the other MC exist in the cluster?

    別の MultiController がクラスタ内に存在するか存在する可能性があることを示します。

  10. (オプション)同じクラスタ内の別の MultiController の以下のパラメータを設定します。
    The Other MC IP

    プライマリ MultiController をインストールし設定した場合、セカンダリ MultiController の IP アドレスを指定します。

    前の手順でセカンダリ MultiController をインストールした場合、この値はプライマリ MultiController の IP アドレスです。

    このサーバがバックアップ サーバである場合は、セカンダリ MultiController を別のホスト サーバにインストールします。

  11. Web 認証用の以下のパラメータを設定します。
    User

    CA Mediation Manager Web マネージャの役割を担うユーザのログイン名を指定します。

    デフォルト: Admin

    Password

    CA Mediation Manager Web マネージャ管理者アカウント用のログイン パスワードを指定します。

  12. (オプション)LocalController の以下のパラメータを設定します。 Engine および Presenter のサブコンポーネントが存在する任意のサーバ上に少なくとも 1 つの LocalController が必要です。
    LC IP

    LocalController の IP アドレスを指定します。

    LC Port

    この LocalController が動作するポートを指定します。

    デフォルト: 29598

    LC Type

    LocalController がアクティブかスタンバイかを指定します。

    Failover Threshold

    ハートビート メッセージを受信せずに経過した時間を秒単位で指定します。これは、サブコンポーネントの障害を通知します。 しきい値に達すると、LocalController は Engine、Presenter、または両方を再起動します。

  13. インストールのサマリを確認して[Install]をクリックします。
  14. [Done]をクリックします。

    インストールは終了です。

  15. $CAMM_HOME に移動し、version.xml ファイル内のインストーラ情報を確認します。 version.xml ファイル内のコンテンツは以下のような形式になっています。
    <?xml version="1.0" ?>
    
    <CAMM-Version>
    
       <Current>
    
         <Version><2.2.x>/Version>
    
         <Revision><Installer revision number></Revision>
    
       </Current>
    
    </CAMM-Version>
    
  16. アプリケーションを起動するには、[Start]をクリックします。

    CA Mediation Manager アプリケーションが起動します。