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Pax インストール用の SMP/E 環境の準備

ネイティブ SMP/E JCL を使用して、製品をインストールするには、以下の手順に従います。

  1. 外部 HOLDDATA をダウンロードします。
  2. 製品データ セットおよび SMP/E データ セットを割り振ります。
  3. SMP/E 環境を作成します。
  4. 基本機能を RECEIVE します。
  5. 基本機能を APPLY します。
  6. 基本機能を ACCEPT します。
  7. サイト要件にしたがって製品を設定します。

この手順で使用されるメンバは、製品用のデータ セットの準備、ゾーンの初期化、DDDEF の作成を行います。

製品のインストールの一部または製品の機能として、階層ファイル システム(HFS)の設定が要求されることがあります。

メンバの詳細については、JCL 内のコメントを参照してください。

以下の手順に従います。

  1. マクロ BTDSEDIT をユーザ サイト固有の情報でカスタマイズし、そのマクロを SYSPROC がある場所にコピーします。 各 ISREDIT CHANGE コマンドの一番右側のパラメータを置き換えます。 インストール メンバを編集するたびに、TSO コマンド行で「BTDSEDIT」と入力し、Enter キーを押して、デフォルト値をユーザ指定の値に置き換えます。

    yourHLQ.SAMPJCL メンバをカスタマイズするためのマクロの準備ができました。

    注: DASD HLQ は、pax ファイルの解凍に使用される JCL 内の yourHLQ に指定された値と同じ値に設定してください。

    注: 以下の手順には、新しい SAMPJCL メンバを開くたびに BTDSEDIT マクロを実行するための指示が含まれています。 すべての SAMPJCL メンバを同時に編集するには、BTDAREAD メンバ内の指示に従って BTDEDALL メンバをサブミットしてください。

  2. 編集セッションで SAMPJCL メンバ BTD1HOLD を開き、コマンド ラインから BTDSEDIT マクロを実行します。

    BTD1HOLD がカスタマイズされます。

  3. BTD1HOLD をサブミットします。

    このジョブにより、エラーおよび FIXCAT HOLDDATA が http://ca.com/jp/support からダウンロードされます。.

  4. 編集セッションで SAMPJCL メンバ BTD2ALL を開き、コマンド ラインから BTDSEDIT マクロを実行します。

    BTD2ALL がカスタマイズされます。

  5. BTD2ALL をサブミットします。

    このジョブの結果は以下のとおりです。

  6. 製品が HFS を必須とする場合、または HFS を必須とする製品の機能をインストールする場合は、以下の手順に従います。

    注: サイトの必要性に応じて、zFS に提供された HFS JCL をカスタマイズできます。

    ZFS や HFS を使用していない場合は、この手順をスキップして、次の手順に進んでください。

    1. 編集セッションで SAMPJCL メンバ ccc2ALLU を開き、コマンド ラインから BTDSEDIT マクロを実行します。

      注: このセクションの ccc のインスタンスはすべて、FMID に基づく 3 文字のコンポーネント コードを示します。

      ccc2ALLU がカスタマイズされます。

    2. ccc2ALLU をサブミットします。

      このジョブで、HFS データ セットが割り振られます。

    3. 編集セッションで SAMPJCL メンバ ccc2MKD を開き、コマンド ラインから BTDSEDIT マクロを実行します。

      ccc2MKD がカスタマイズされます。

    4. ccc2MKD をサブミットします。

      このジョブでは、すべてのディレクトリが作成され、ファイル システムがマウントされます。

  7. 編集セッションで SAMPJCL メンバ BTD3CSI を開き、コマンド行から BTDSEDIT マクロを実行します。

    BTD3CSI がカスタマイズされます。

  8. BTD3CSI をサブミットします。

    このジョブの結果は以下のとおりです。

  9. 製品が HFS を必須とする場合、または HFS を必須とする製品の機能をインストールする場合は、以下の手順に従います。

    注: サイトの必要性に応じて、zFS に提供された HFS JCL をカスタマイズできます。

    ZFS や HFS を使用していない場合は、この手順をスキップしてください。

    1. 編集セッションで SAMPJCL メンバ ccc3CSIU を開き、コマンド ラインから BTDSEDIT マクロを実行します。

      ccc3CSIU がカスタマイズされます。

    2. ccc3CSIU をサブミットします。

      このジョブでは、CSI がカスタマイズされ、ディレクトリと関連付けられた DDDEF が追加されます。