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CA MIM Early Start メカニズムのセットアップ

CA MII グローバル データ整合性機能(GDIF)を実行する場合は、CA MIM Early Start メカニズムを使用することをお勧めします。

CA MII の同期化が IPL プロセスの早期に行われない場合、コンバートされないRESERVE、デッド ロック、または整合性の問題が発生する可能性があります。 CA MIM Early Start メカニズムを使用して、これらの問題を回避してください。

Early Start メカニズムは、SYS1.PARMLIB を使用して IPL プロセスの早期にモジュール MIMESNQX をインストールおよび実行します。 MIMESNQX は、CAMIMGR アドレス空間を内部的に開始し、グローバル リソースのモニタを開始します。 すべての RESERVE および SYSTEMS ENQ 要求は、CAMIMGR アドレス空間が完全に初期化されるまで保留されます。

重要: CAMIMGR アドレス空間が MIMINIT メンバのパラメータ エラーなどの何らかの理由で初期化に失敗した場合、1 つ以上のシステムのアドレス空間が MIMESNQX によって一時停止されるため、IPL は完了しません。 MIMESNQX は ASCRE で作成された ASID に対して特殊な処理を行うため、別のシステムでエラーを修正した後に CAMIMGR を手動で開始しても失敗します。 ただ一つのオプションは、最初から IPL プロセスを再起動することです。

Early Start メカニズムをセットアップするには、SYS1.PARMLIB データ セットの以下のメンバを編集します。

IEALPAxx

MIMESNQX モジュールを LPA に追加するには、以下のステートメントをメンバに追加します。

INCLUDE LIBRARY(mimloadlibrary) VOLUME(xxxxxx) MODULES(MIMESNQX) 
PROGxx

MIMESNQX を実行するには、以下のステートメントを追加します。

EXIT ADD EXITNAME(ISGNQXIT) MODNAME(MIMESNQX) STATE(ACTIVE) FIRST 
IEASYSxx

IEALPAxx および PROGxx に対して新しいメンバが作成されたら、PROG および MLPA のパラメータにメンバ仕様を追加します。

以下の要件を確認します。

CA MIM Early Start メカニズムを使用する場合は、以下の制限を考慮します。