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CA SMF Director を使用する理由

メインフレームでは、大量の SMF レコードが作成されますが、その多くはアカウンティングにもチャージバックにも関係ありません。 チャージバック用に選択されなかった SMF レコード タイプの読み取りおよび破棄には、多くの時間が費やされる可能性があります。 CA SMF Director の分割ファイルは、SMF MANx または SMF ログストリーム ファイルのダンプ時に作成されます。 分割ファイルは、SMF データがダンプされる単一パスに作成されます。 これにより、冗長な EXTRACT 処理がなくなります。 ユーザの SMF ボリュームが大きく、CA JARS で処理されるのがそのボリュームのごく一部のみの場合は、CA SMF Director との統合によって処理に要する時間とコストを節約できる可能性があります。 サンプル SPLIT ステートメントについては、以降で説明します。

ポリシーまたは手続き上の理由により SPLIT ファイルを使用できない場合は、CA SMF Director の EXTRACT 機能を使用して、CA JARS が処理する SMF レコードのみを抽出できます。 この方法は SPLIT ファイルを使用する場合ほど効率的ではありませんが、SMF データをすべて渡し、不要なデータを CA JARS に拒否させるよりは効率的です。