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GROUPEXTEND モードでのメンテナンスの管理

CA MSM によって、メンテナンスを管理(APPLY および ACCEPT)するために、GROUPEXTEND オプションが有効に設定されている SMP/E ユーティリティを呼び出すことができます。

注: ユーザが特定の CSI を使用している場合、その CSI はロックされ、他の CA MSM ユーザがそれに対してアクションを実行することはできません。 タスクが完了したら、ロックは解除されます。または、ロックしたユーザが CA MSM をログアウトしたか、CA MSM セッションが 10 分以上非アクティブだった場合も解除されます。

GROUPEXTEND モードでの製品メンテナンスの管理方法

  1. [SMP/E Environments]タブをクリックし、左側でツリーから[SMP/E environment]を選択します。

    SMP/E 環境でインストールされた製品のリストが表示されます。

    注: 別のユーザによって CA MSM で使用されている CSI を選択した場合、通知メッセージが表示され、その CSI に対してアクションを実行することはできません。 通知メッセージが消えて CSI が使用可能になるまで待つか、または[Cancel]をクリックして別の CSI を選択します。

  2. [Maintenance]リンクをクリックします。

    SMP/E 環境にインストールされた製品のメンテナンス パッケージのリストが表示されます。

  3. GROUPEXTEND モード内で APPLY するメンテナンス パッケージを選択し、[Apply GROUPEXTEND]リンクをクリックします。

    ウィザードの[Introduction]タブが表示されます。

  4. インストールに関する情報を確認し、[Next]をクリックします。

    適用されるパッケージがリスト表示されます。

    注: メンテナンス パッケージの[Status]列のリンクが使用可能な場合、そのリンクをクリックすると、メンテナンス パッケージがすでに RECEIVE、APPLY、または ACCEPT されているゾーンの一覧を確認できます。 [Close] をクリックして、ウィザードに戻ります。

  5. パッケージを確認し、[Next]をクリックします。

    ウィザードの[Prerequisites]タブが表示されます。

    重要: GROUPEXTEND オプションについては、CA MSM は、メンテナンスの APPLY 時にバイパスされるメンテナンスまたは HOLDDATA の前提条件を自動的に RECEIVE および表示しません。 Apply check モードによって、前提条件または HOLDDATA が存在するかどうかをチェックし、それをタスク出力で報告できます。 まず、Apply check モードでメンテナンスを実行することをお勧めします。

  6. このタブ上で情報を読み取り、[Next]をクリックします。

    インストール オプションが表示されます。

  7. 以下のようにインストール オプションを指定し、[Next]をクリックします。
    1. 選択されたメンテナンスのインストール モードを選択します。
    2. GROUPEXTEND オプションを確認し、メンテナンスに APPLY するオプションを選択します。
      NOAPARS

      エラー理由 ID を解決する APAR を除外します。

      NOUSERMODS

      エラー ユーザ ID を解決する USERMOD を除外します。

    3. (オプション)Excluded SYSMOD フィールドで除外される必要がある SYSMOD を入力します。 カンマで区切って、複数の SYSMOD を入力できます。

    ウィザードの[Bypass HOLDDATA]タブが表示されます。

  8. (オプション)メンテナンス インストール中にバイパスする HOLDDATA の[BYPASS]オプションを入力します。 カンマで区切って、複数の[BYPASS]オプションを入力できます。
  9. [Next]をクリックします。

    タスクのサマリが表示されます。

  10. サマリを確認して、[Apply GROUPEXTEND]をクリックします。

    タスクの進捗状況を示すダイアログ ボックスが表示されます。 タスクが完了したら、[Progress]タブの[Show Results]をクリックし、アクションの詳細を表示できます。 [Close]をクリックすると前のページに戻ります。

    注: タスクが実行中の場合は、他のタスクを実行できます。 [Hide]タブをクリックしてダイアログ ボックスを終了し、後で[Tasks]タブでタスクのステータスを表示できます。

GROUPEXTEND モードで、[SMP/E Environments]-[Maintenance]タブを使用して、メンテナンス(USERMOD を除く)を ACCEPT できます。 ベスト プラクティスとして、CA MSM は、ユーザが USERMOD を ACCEPT するのを阻止します。

注: GROUPEXTEND モードでは USERMOD を ACCEPT できませんが、それらがインストールされるメンテナンス パッケージの前提条件である場合は、NOUSERMODS を有効にしていない限り、それらをインストールできます。