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暗号文形式

アルゴリズム名はプレフィックスとして暗号文に追加されます。また、どのアルゴリズムが暗号化に使用されたかを CA IdentityMinder に伝えます。

FIPS モードでは、プレフィックスは {AES} です。 たとえば、テキスト「パスワード」を暗号化する場合、暗号文は以下のようになります。

{AES}:eolQCTq1CGPyg6qe++0asg==

非 FIPS モード(または JSAFE モード)では、アルゴリズムに応じて、プレフィックス(アルゴリズム タグ)は {PBES} または {RC2} です。 たとえば、テキスト「パスワード」を暗号化する場合、暗号文は以下のようになります。

{PBES}:gSex2/BhDGzEKWvFmzca4w==

[システム]の下の「秘密鍵」タスクを使用して、動的なキーを作成できます。 ユーザが動的なキーを定義する場合、キー ID がアルゴリズム タグとタグ区切り文字(':')の間に挿入されます。 暗号化されたデータにキー ID がない場合は、ハードコードされたキーが暗号化に使用されたことを示します。 これは後方互換性、または、動的なキーが指定のアルゴリズムに対して定義されていない場合に使用できます。