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認証と認可用の別のディレクトリを使用できるように、CA IdentityMinder 環境の設定

管理者は、管理者の認証に対して使用されるものとは別のユーザ ストアにそのプロファイルが存在するユーザを管理する必要がある場合があります。 つまり、CA IdentityMinder 環境にログインするときに、管理者は、1 つのディレクトリを使用して認証される必要があり、以下の図で示すように、別のディレクトリ内のユーザを管理する権限が必要です。

図は、認証ディレクトリが認可ディレクトリによって Identity Manager 環境に接続されることを示します

次の手順に従ってください:

  1. 以下のいずれかのインターフェースにログインします。
  2. 2 つのユーザ ディレクトリを作成します。

    1 つのディレクトリは認証データ(管理者プロファイル)を参照し、別のディレクトリは認可データ(ユーザ プロファイル)を参照します。

  3. 管理コンソールで、CA IdentityMinder 環境 を作成します。

    CA IdentityMinder ディレクトリとして認可ディレクトリを選択します。

  4. 使用される SiteMinder のバージョンのインターフェースで、前の手順で作成した CA IdentityMinder 環境用のドメインへの認証ディレクトリを追加します。

    ユーザが環境を作成し、SiteMinder が CA IdentityMinder と統合される場合、SiteMinder に必要なドメインおよび他のオブジェクトは自動的に作成されます。

    ドメインは以下の命名規則を使用します。

    Identity Manager-environmentDomain

  5. ドメインと関連付けられるディレクトリのリストにこのディレクトリが最初に表示されることを確認します。
  6. Identity Manager-environment_ims_realm を探します。
  7. レルム定義の[詳細]セクション内の認証ディレクトリに認可ディレクトリをマップします。
  8. 以下の Identity Manager-environmentresponse_ims レスポンスを探します。
  9. 以下のようにレスポンスにレスポンス属性を追加します。

フィールド

属性

Web-Agent-HTTP-Header-Variable

属性の種類

ユーザ属性

変数名

sm_userdn

属性名

SM_USERNAME

  1. 変更内容を保存します。

    CA IdentityMinder はこれで、認証と認可用の個別のディレクトリを使用するようになりました。