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非同期段階の処理

同期段階が完了すると、タスクは非同期段階の実行に入ります。 非同期段階では、タスクによりイベントが生成されます。 イベントには、ユーザ プロファイルの作成やグループへのユーザの追加などのユーザ定義のイベントと、監査ログへの情報の書き込みなどのシステム生成のイベントがあります。

CA IdentityMinder Server のコンポーネントであるタスク コントローラは、次の図に示すように、タスクとそのイベントのライフ サイクルを管理します。

フローチャートは、タスク非同期段階のプロセスを説明しています。

大部分のイベントは、ライフ サイクル、実行、およびアクションについて、他のイベントから独立しています。 (作成タスクでは、セカンダリ イベントの前にプライマリ オブジェクトの作成イベントが実行される必要がります。)

通常、イベントは、次の段階を遷移します。

注: CA IdentityMinder には、EventListeners という名のフックが用意されています。このフックは、特定のイベントまたはイベントのグループを監視します。 イベントが発生すると、イベントと現在のイベントの状態に見合ったカスタム ビジネス ロジックがイベント リスナにより実行されます。 Event Listener API を使うと、カスタム イベント リスナを作成できます。 詳細については、「Programming Guide for Java」を参照してください。