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クレデンシャル プロバイダの設定

設定ツールを使用して、クレデンシャル プロバイダをインストールしたシステムを設定します。

クレデンシャル プロバイダを設定する方法

  1. Windows エクスプローラで、クレデンシャル プロバイダをインストールしたディレクトリに移動します。 以下に例を示します。

    C:¥Program Files¥CA¥Identity Manager¥Credential Provider

  2. 次の実行可能ファイルをダブルクリックします。

    CAIMCredProvConfig.exe

  3. デフォルトとして最初のクレデンシャル プロバイダを選択します。

    Microsoft Password Credential Provider などの別のクレデンシャル プロバイダが使用中の場合、ログオン画面はこの設定を適用しない場合があります。 両方のプロバイダがデフォルト プロバイダであることを試みると、ログオン画面はデフォルト プロバイダを選択します。

  4. デフォルトのクレデンシャル プロバイダを無効にします。
  5. [Credential Provider Settings]フィールドを以下のように入力します。
    [Link1 URL]

    ユーザが[パスワードを忘れた場合]リンクをクリックすると使用される URL です。 このリンクは、パスワード リセット用の Web インターフェースへの URL である必要があります。

    以下はリンクのサンプルです。

    http://eastern.local:8080/iam/im/environment/ca12/index.jsp?
    task.tag=forgottenpassword&facesViewId=/app/page/screen/
    fp_identify_user.jsp&action.forgottenpassword.identify=1&USER_ID=%username%
    

    この URL の場合、実際の環境で自己登録が可能である必要があります。 さらに、CA IdentityMinder 環境用のセルフ サービス URL が、Credential Provider をインストールしているシステムから機能することを確認してください。 %username% が出現すると、[ログオン]ダイアログ ボックスのユーザ名フィールドで値と置換されます。

    Link2 URL]

    ユーザが[アカウントのロック解除]リンクをクリックすると使用される URL です。 このリンクは、ユーザがアカウントのロック解除を行うことができる Web インターフェースへの URL である必要があります。 %username% が出現すると、[ログオン]ダイアログ ボックスのユーザ名フィールドで値と置換されます。

    [Link3 URL]

    ユーザが[新規アカウント]リンクをクリックすると使用される URL です。 このリンクは、ユーザがアカウントを作成するための Web インターフェースへの URL である必要があります。 %username% タグは、URL の一部である必要はありません。

    以下はリンクのサンプルです。

    C:¥Program Files¥CA¥Identity Manager¥Provisioning GINA¥cube.exe
    http://eastern.local:8080/iam/im/environment/ca12/index.jsp?
    task.tag=selfregistration
    
    カスタム タイトルの使用

    カスタマイズされた文字列により、Credential Provider の[戻る]ダイアログ ボックスまたはタイトル バーに表示される「Powered by …」が置換されます。 文字列の場所は、[Section 508 Compliance]設定に基づきます。

    Domain

    プロビジョニングのドメイン名です。

    [Section 508 Compliance](メニューで[戻る]を使用する)

    メニューで[戻る]の機能を有効にします。 選択されていない場合は、[戻る]ダイアログ ボックスが使用されます。

    [Disable All]ダイアログ ボックス

    ポップアップ、エラー、および印刷や保存のダイアログ ボックスなどの新しいダイアログ ボックス ウィンドウがセキュア ブラウザで出力されないようにします。 [すべて無効]ダイアログ ボックスによりシステム セキュリティを改善ができますが、トラブルシューティングのために無効にできます。

  6. [Secure Browser Settings]フィールドに以下のように入力します。
    許可リスト

    常にアクセスが許可される URL に一致する正規表現パターンです。

    拒否リスト

    常にアクセスが拒否される URL に一致する正規表現パターンです。

  7. (オプション)[エクスポート]をクリックして、別のシステムに設定をエクスポートします。
  8. [OK]をクリックして設定を保存します。
  9. システムを再起動します。