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データ エレメント

データ エレメントは、ポリシー データを作成するために使用します。 1 つのポリシーには、ポリシーで使用する情報を表す複数のデータ エレメントを含めることが可能です。

Policy Xpress は、データ エレメント情報を収集するために柔軟なプラグインを使用します。 各プラグインは、専用の小さいタスクを実行できます。 ただし、いくつかのプラグインをまとめて使用して、より複雑なポリシーを作成することができます。 データ エレメントのプラグインの例として、ユーザの属性エレメントがあります。 エレメントの目的は、ユーザのプロファイルの一部である、特定の属性に関する情報を収集することです。

データ エレメントは、コールされたときに計算されます。つまり、ルールがそのデータ エレメントを使用している場合、または計算が必要な他のエレメントがパラメータとしてそのデータ エレメントを使用している場合です。
たとえば、SQL クエリのデータ エレメントはテーブルから値を取得できますが、クエリを作成するにはユーザの部門が必要です。 このような場合には、SQL クエリのデータ エレメントの前に部門のデータ エレメントを実行する必要があります。次に、その値をパラメータとして使用することができます

次のフィールドがデータ エレメントを定義します。

Name

データ エレメントを説明する、わかりやすい名前を定義します。 データ エレメントには複雑なものもあります(変数を取得する、データベースから情報を取得するなど)。 データ エレメントの管理を簡潔にするために、意味のある名前を選択してください。

[Category]

データ エレメントのグループ化を提供します。 このフィールドはデータ エレメントを並べ替えて、簡単に選択できるようにします。

Type

データ エレメントのタイプを指定します。それぞれについて、専用の用途があります。 このフィールドは、選択したカテゴリをベースにしています。

機能

同じデータについて、考えられるバリエーションを定義します。 大半のデータ エレメントは、Get 関数のみサポートしています。

たとえば、ユーザ属性のデータ エレメントには次の関数があります。

関数の説明

関数の説明を、事前に定義します。 選択された各関数について、使用方法、およびどのような値が返されるかをわかりやすくするために、個別の説明を提供します。

パラメータ

データ エレメントへ渡すパラメータを定義します。 データ エレメントは動的なもので、パラメータに基づいてさまざまな処理を行うことができます。 ユーザ属性のデータ エレメントは、選択された属性に基づいてさまざまな結果を返します。 サブ タイプ オプションも、パラメータの数、パラメータの名前、および使用できる場合のオプションの値を定義します。

必要に応じてパラメータを追加できます。 SQL クエリの例では、必要な 2 つのパラメータとして、データ ソースとクエリ自身を受け取ります。 クエリでは、「?」を使用して実際の値と置き換えることができます(prepared statement と非常に似ています)。 パラメータを追加すると、これらの値を設定できます。

注: Policy Xpress でデータ エレメントを表示すると、「使用中」というタイトルの列があります。 この列のチェックマークは、データ エレメントが、ルール、アクション パラメータ、または他のデータ エレメントのパラメータとして使用されていることを意味します。