イベント名や承認ステータスなど、現在のタスクにより生成されたイベントに関する情報を含みます。 この情報は、イベントのコンテキスト情報と呼ばれます。
_eventContextInformation オブジェクトは、パッケージ com.netegrity.imapi の ExposedEventContextInformation クラスから作成されます。
このオブジェクトは Approved、Pending、および Rejected テンプレートに基づく電子メール メッセージに利用できます。 これらのテンプレートの詳細については、「電子メール テンプレート」を参照してください。
メソッド： 以下のすべてのメソッドは文字列を返します。
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メソッド |
説明 |
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getAdminName() |
イベントを生成したタスクをサブミットした人の名前を返します。 CA Identity Manager 5.6 では廃止されています。 以下のいずれかのメソッドを使用します。
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getApprovalStatus() |
イベントの承認ステータスを返します。 次のいずれかの値を取ります。 APPROVAL_STATUS_APPROVED |
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getApprovalTime() |
イベントが承認された時間を返します。 |
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getEventName() |
イベントの名前を返します。 イベント名のリストについては、「CA Identity Manager イベント」を参照してください。 |
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getOrgName() |
タスクが実行されている組織のわかりやすい名前を返します。 CA Identity Manager 5.6 では廃止されています。 継承されたメソッド getObjectOrganizationFriendlyName() を使用します。 |
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getPassword() |
プライマリ オブジェクトがタイプ USER の場合、ユーザのパスワードを返します。 |
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getPrimaryObjectTypeName() |
プライマリ オブジェクトのタイプを返します。 返されるプライマリ オブジェクト: ACCESSROLE |
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getPrimaryObjectName() |
イベントに影響されるプライマリ オブジェクトの名前を返します。 プライマリ オブジェクトは、イベントから直接影響を受けるオブジェクトです。 セカンダリ オブジェクトは、プライマリ オブジェクトに関連があるオブジェクトです。 以下に例を示します。
タイプ USER のプライマリ オブジェクトでは、getPrimaryObjectName() は John Jones を返す場合があります。 |
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getSecondaryObjectTypeName() |
セカンダリ オブジェクトがイベントの影響を受けた場合、オブジェクト タイプを返します。 返されるセカンダリ オブジェクト タイプ: ACCESSROLE |
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getSecondaryObjectName() |
セカンダリ オブジェクトがイベントの影響を受けた場合、オブジェクト名を返します。 プライマリおよびセカンダリ オブジェクトの情報については、getPrimaryObjectName() を参照してください。 タイプ ORGANIZATION のセカンダリ オブジェクトでは、getSecondaryObjectName() は HR を返す場合があります。 |
注: methods in _eventContextInformation は、インターフェース ExposedEventContextInformation から提供されます。 ExposedEventContextInformation はコア CA Identity Manager API のメソッドを継承するため、_eventContextInformation は上記の表に記載されたメソッドに加えて、これらのメソッドも電子メール テンプレートからコールできます。 これらの継承されたメソッドの詳細については、「追加のメソッド」を参照してください。
例--［Pending］イベントに関する電子メール通知:
<% _cc = "" ; _bcc = ""; _subject = _eventContextInformation.getEventName() + " 承認リクエスト"; %> <!--- Start of Body ---> <html> <body text="Navy"> 以下のアイテムがワーク リストに追加され、承認待ちです: <br><br><br> イベント: <b><%=_eventContextInformation.getEventName()%></b> <br> <%=_eventContextInformation.getPrimaryObjectTypeName()%>: <b><%=_eventContextInformation.getPrimaryObjectName()%></b><br> 所属 <%=_eventContextInformation.getSecondaryObjectTypeName()%>: <b><%=_eventContextInformation.getSecondaryObjectName()%></b><br> </body> </html>
電子メールの本文はこのようになります:
From: lsmith@security.com [mailto:lsmith@security.com] To: vimperioso@security.com Subject: CreateUserEvent 承認リクエスト 以下のアイテムがワーク リストに追加され、承認待ちです: イベント: CreateUserEvent USER: Richard Ferrigamo 所属 ORGANIZATION: Mortgages & Loans
注: ［From］フィールドの値は、email.properties ファイルから派生します。 値を変更するには、以下のファイルを編集します。
<iam_im.ear>\config\com\netegrity\config\email.properties
<iam_im.ear> は、アプリケーション サーバ ドメイン内の CA Identity Manager がインストールされた場所です。以下に例を示します。
WebLogic の場合:
<WebLogic_home>\user_projects\<domain>\applications\iam_im.ear
JBoss の場合:
<Identity Manager_home>\jboss-3.2.2\server\default\deploy\iam_im.ear
WebSphere の場合:
<im_admin_tools_dir >\WebSphere-ear\iam_im.ear
イベントにより影響されたユーザに関する追加情報を前述の例にある電子メールに追加するには、以下のようなテキストを追加します。
<% user = _eventContextInformation.getEvent().getUser(); %>
<b>ユーザ情報:</b><br>
ラスト ネーム: <b><%=user.getAttribute("%LAST_NAME%")%></b><br>
ファースト ネーム: <b><%=user.getAttribute("%FIRST_NAME%")%></b><br>
フル ネーム: <b><%=user.getAttribute("%FULL_NAME%")%></b><br>
電子メール: <b><%=user.getAttribute("%EMAIL%")%></b><br>
組織メンバシップ: <b><%=user.getAttribute("%ORG_MEMBERSHIP%")%></b><br>
電子メールの本文はこのようになります:
From: lsmith@security.com [mailto:lsmith@security.com] To: vimperioso@security.com Subject: CreateUserEvent 承認リクエスト 以下のアイテムがワーク リストに追加され、承認待ちです: イベント: CreateUserEvent USER: Richard Ferrigamo 所属 ORGANIZATION: Mortgages & Loans ユーザ情報: ラスト ネーム: Ferrigamo ファースト ネーム: Richard フル ネーム: Richard Ferrigamo 電子メール: rferrigamo@mybank.org 組織メンバシップ: Mortgages & Loans
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