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ジャーナル ファイルの設定

JBoss 6.1 EAP に高可用性を実装するために、CA Identity Manager は、HornetQ メッセージ プロバイダを使用します。 HornetQは、データベースを使用せずにジャーナル ファイルによってメッセージを永続化させます。 CA Identity Manager は、以下のインストールの選択に基づいてジャーナル ファイルを格納します。

• レプリケーション方式 -- CA Identity Manager は、各ノードにジャーナル ファイルを格納します。
• 共有ストア -- CA Identity Manager は、ストレージ エリア ネットワーク（SAN）サーバにジャーナル ファイルを格納します。

レプリケーション用のジャーナル ファイル

インストール時にレプリケーションを選択した場合は、インストール プログラムによって、2 つの HornetQ インスタンス（ライブ インスタンスおよびバックアップ）を使用して最初のノードが設定されています。 各追加ノードで、ライブとバックアップの HornetQ インスタンスを設定してください。

次の手順に従ってください：

1. クラスタの 2 番目のノードで、以下の場所に移動します。

   jboss_home/standalone/configuration
   

2. standalone-full-ha.xml ファイルを編集します。
3. 「node1」をすべて「node2」に置き換えます。
4. 「node2」をすべて「node1」に置き換えます。
5. 3 ノード以上のクラスタについては、同様の方法で standalone-full-ha.xml を編集します。

   たとえば、3 ノード クラスタに関して以下の変更を加えます。

   • ノード 1
     • ライブ HornetQ は、バックアップ グループ「node1」のメンバです。
     • バックアップ HornetQ は、バックアップ グループ「node2」のメンバです。
   • ノード 2
     • ライブ HornetQ は、バックアップ グループ「node2」のメンバです。
     • バックアップ HornetQ は、バックアップ グループ「node3」のメンバです。
   • ノード 3
     • ライブ HornetQ は、バックアップ グループ「node3」のメンバです。
     • バックアップ HornetQ は、バックアップ グループ「node1」のメンバです。

共有ストア用のジャーナル ファイル

インストール時に共有ストアを選択した場合は、各ノードで 2 つの HornetQ インスタンス（ライブ インスタンスおよびバックアップ）を設定します。 ジャーナル ファイルをストレージ エリア ネットワーク（SAN）サーバに格納するように各インスタンスを設定します。

次の手順に従ってください：

1. 各ノードへのパスを使用して SAN サーバを作成します。

   たとえば、2 ノード クラスタの場合は、//network-path/node1 と //network-path/node2 のパスを使用して SAN サーバを設定します。

2. 最初のノードで、以下の場所に移動します。

   jboss_home/standalone/configuration
   

3. standalone-full-ha.xml ファイルを編集します。
4. ファイルの <hornetq-server> セクションを見つけます。
5. セクションをコメント解除し、正しいディレクトリのパスを設定します。

   <!-- un mark this for node 1 and set your path until node1jr
   <paging-directory path="//network/path/node1jr/paging"/>
      <bindings-directory path="//network/path/node1jr/bindings"/>
      <journal-directory path="//network/path/node1jr/journal"/>
      <large-messages-directory path="//network/path/node1jr/large-messages"/>
   -->
   

6. ファイルの <hornetq-server name="backup"> セクションを見つけます。
7. このセクションをコメント解除し、正しいディレクトリのパスを設定します。

   <!-- un mark this for node 1 backup (which is node2jr) and set your path until node2jr
    <paging-directory path="//network/path/node2jr/paging"/>
    <bindings-directory path="//network/path/node2jr/bindings"/>
    <journal-directory path="//network/path/node2jr/journal"/>
    <large-messages-directory path="//network/path/node2jr/large-messages"/>
   -->
   

8. クラスタの 2 番目のノードについて上記の手順を繰り返します。ただし、「node1」を「 node2」に、「node2」を「 node1」に置き換えて実行してください。
9. 3 ノード以上のクラスタについては、同様の方法で standalone-full-ha.xml ファイルを編集します。

   たとえば、3 ノード クラスタで、以下の変更を加えます。

   • ノード 1
     • ライブ HornetQ は、network-path/node1 を指します。
     • バックアップ HornetQ は、network-path/node2 を指します。
   • ノード 2
     • ライブ HornetQ は、network-path/node2 を指します。
     • バックアップ HornetQ は、/network/path/node3 を指します。
   • ノード 3
     • ライブ HornetQ は、network-path/node3 を指します。
     • バックアップ HornetQ は、network-path/node1 を指します。