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JDBC エンドポイントの必須属性のサポート

JDBC エンドポイントで必須(つまり、NOT NULL)として定義されていて、プロビジョニングの視点では必須ではない属性をサポートするため、JDBC コネクタで、プロビジョニング属性に空の値を使用できます。

アカウントを作成し、説明フィールドなどの非必須プロビジョニング属性にエンドポイントの必須属性をマップする場合、説明フィールドに値を入力しないと、JDBC コネクタによって、エンドポイント データベースの NOT NULL 列にスペースが入力され、空のプロビジョニング属性がエンドポイント属性にマッピングされます。

プロビジョニング マネージャで非必須フィールドのマッピングをサポートするため、CA IAM CS には、非必須プロビジョニング属性の空の値をエンドポイントの必須属性のスペースに変換する NullValueClassConverter が含まれます。

たとえば、レガシー データベース システムでユーザ アカウントにマップされるテーブルに NOT NULL の説明フィールドがあると、空の値が発生する場合があります。 ただし説明フィールドは、プロビジョニング マネージャで必須に設定されていません。つまり、アカウントの作成にユーザの説明を入力する必要がありません。 空の値を格納するために NullValueClassConverter が使用されます。

NullValueClassConverter の pluginConfig クラスにあるプロパティ nullValue は、デフォルトでスペースに設定されます。 nullvalue は他の値に変更できますが、nullvalue を変更すると、エンドポイント データベースで追加の設定が必要になります。

JDBC エンドポイントの場合、CA IAM CS によってコンバータが自動的にロードされます。 他のエンドポイント タイプ(JNDI など)では、コンバータをロードするには、手動で CA IAM CS を設定します。