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ロール定義ジェネレータのコマンド

Windows および UNIX システムで有効なコマンド

ロール定義ジェネレータのコマンドは、Connector Xpress から生成されたエンドポイント タイプ メタデータを解析し、endpoint type.jar を生成します。 この JAR ファイルには JIAM マッピング ファイル、フレームワーク、管理対象オブジェクト定義ファイル、リソース バンドル ファイル、タスク ロールおよび画面定義ファイルが含まれます。

Windows でのこのコマンドの形式は、以下のようになります。

RoleDefGenerator.bat [-c jar_path] [d domain] -e fqn  -h hostname -l -m filename -o directory -n -p port -u username -s -y password_file.txt ] [endpoint_type ...]

UNIX でのこのコマンドの形式は、以下のようになります。

RoleDefGenerator.sh  [-c jar_path] [d domain] -e fqn  -h hostname -l -m filename -o directory -n -p port -u username -s -y password_file.txt ] [endpoint_type ...]
-c jar_path

JIAM 拡張 JAR ファイルを使用すると JAR がクラスパスに追加されることを指定します。

注: オプションですが、使用する場合は最初に指定してください。

-d domain

CA Identity Manager ドメインを指定します。 指定しない場合、ロール定義ジェネレータでは CA Identity Manager ドメインがデフォルトで使用されます。

-e fqn

使用されているメタデータに一致する JIAM オプション記述子クラスの完全修飾名を定義します。 -m オプションと組み合わせて使用します。 このエンドポイント タイプが含まれる JIAM 拡張 jar がクラスパスで利用可能である必要があります。

-h hostname

プロビジョニング サーバのホスト名を定義します。

-l

ロール定義ジェネレータによってロール定義が生成されずに、エンドポイント タイプがリスト表示されることを指定します。

-m filename

このファイルで指定されたメタデータがロール定義の生成に使用されることを指定します。

-o directory

出力ディレクトリを定義します。

デフォルト: '.'(現在の作業ディレクトリ)。

-n

指定すると、TLS は使用されません。 デフォルトでは、TLS 通信が有効に設定されています。

-p port

プロビジョニング サーバのポート番号を指定します。 指定しない場合、20390 が使用されます。または、-n が指定される場合、20389 が使用されます。

-u username

プロビジョニング サーバの管理者ユーザ名を定義します。

-s

スタンドアロン CA IAM CS モードで実行されます。

-y password_file.txt

プロビジョニング サーバの管理者ユーザ パスワードが含まれるファイルを指定します。 指定しない場合、ユーティリティによってパスワードが要求されます。 パスワード ファイルは UTF-8 形式です。 このファイルの最初の行がパスワードとして使用されます。

endpoint_type

エンドポイント タイプの名前(長い形式)を定義します。

例: プロビジョニング サーバのエンドポイント タイプをすべてリスト表示する

この例では、プロビジョニング サーバのエンドポイント タイプがすべてリスト表示されます。

RoleDefGenerator.bat -d EXAMPLEDOMAIN -h im.example.com -u adminusername -l

例: 動的エンドポイント タイプのロール定義を生成する

この例では、YourDynamicEndpointType のロール定義を生成します。

RoleDefGenerator.bat -d EXAMPLEDOMAIN -h im.example.com -u adminusername YourDynamicEndpointType